最新の観てきた!クチコミ一覧

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空腹

空腹

かわいいコンビニ店員 飯田さん

OFF OFFシアター(東京都)

2024/07/11 (木) ~ 2024/07/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/17 (水) 14:00

シェアハウス住人たち(とオーナー)が織り成す人間模様。人物の個性が強く、その個性が戯画化された感じで序盤はコミカルに思えたが物語が進むにつれてギスギスして居心地が悪くなる。
いや本当に人間関係の軋轢……まではいかずとも摩擦を描くのが巧い。(褒め言葉)

はやくぜんぶおわってしまえ

はやくぜんぶおわってしまえ

果てとチーク

アトリエ春風舎(東京都)

2024/08/01 (木) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/08/03 (土) 18:00

2023年初演の作品を再演。女子高の教室の風景が描く重い問題の行方。63分(4分休んでアフタートーク22分)。
 昨年初演され劇作家協会の新人戯曲賞の最終候補に残った作品の再演で、初演も観ているが、今回も「重い軽さ」と呼べる芝居だったように思う。
 女子高の教室に集まる5年の女子校生と若い女教師の描く学園生活と、その中から見えて来る重たい問題…。女子校生らしい軽くポップな会話で展開される物語だが、徐々に隠されていた重さが緊張感を呼ぶ。展開される芝居のクオリティが高いのは言うまでもないが、観客も内容に意識があるせいか、笑って良いと思えるシーンでも笑いが起こらないのは何だかなぁ、の気分にはなってしまう。

息子

息子

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 名作戯曲上演シリーズと銘打った公演のうち、今回は小山内 薫作の「息子」を上演。演出は池田 純美さん。登場人物は火の番をしている老人に鈴木浩二さん、捕吏にシンセサイザーの演奏も手掛ける浅井星太郎さん、若い男・金次郎に森田隆義さんの3名。時は江戸、季節は冬。雪の降る寒い夜。華4つ☆

ネタバレBOX


 板上やや下手には半畳程の畳が腰掛けの位置に据えられている。その畳の前に炭を埋けた火鉢。場面によって火の番と書かれた障子が火鉢の下手に置かれたり、上手に置かれたりする。上演開始前及び終演後舞台の上には降り注ぐ雪模様が映像及び雪籠を同時に用いて表現され背景に生演奏が入るので情感たっぷりだ。
 ところで今作上演は可成り難易度が高い。というのも時代背景や幕府の無宿者対策は可成り酷いものであったから、その事情を知らずに観ても金次郎の運・不運に関する言い訳の意味する処を大方の観客は理解することができないであろうからである。まあ、本質を見抜く目を持っている者であればこの傾向は現在でも変わることが無かったようであることが明々白々ではあり、所謂お上は下々を支配するのが大好きと見え訳も分からぬエリート意識をかさに着て庶民に対して実に冷淡な態度を取り続けている事実を観れば自ずと知れる処ではあるが。
 例えば渡世人の一宿一飯の恩義という言葉も戦国時代が終わり太平の世が来て尚人口の大部分を占めた農民の土地所有は長子相続に限られ他は渡世人になるか、職人になるかの選択が殆ど総てであった。而も無宿人に対する取り締まりは苛酷を極めたから季節や地方によっては一宿一飯はそれこそ大袈裟で無く命の存続に直接関わる大事で在り得たという状況が想像できる訳だ。今作の歴史的背景は一切語られていないから、小山内 薫が、私の想像する通りに状況を設定していたか否かは不明であるが、また金次郎は商人を目指して西へ行ったのであるから事情は異なるのかも知れないが、浪速商人と堺商人の質的差なども今作の背景に大きく関わっているかも知れない。何れにせよ、当時の世相、社会構造や制度を良く調べなければ、まともに今作を上演する為の準備すら難しい作品だとは感じる。而も良い役者というのは、先ず己をきちんと生きている者をいう。即ち自らを弁えている者であるということだ。これが中々難しいことなのだ。ソクラテス流に言えば汝自身を知る、という酷く難しい哲理である。これができて初めて役を演じても自然に見え、最も芝居で難しい間の取り方もまさしく自然な間として採ることができる。今回、火の番をしている老人と岡っ引き役のベテランお二人は流石にこれが出来ているが金次郎役はご本人の実年齢は兎も角、役の上では19の歳に江戸を発ち9年後に戻っている訳だから現在の満年齢で謂えば27歳。この年齢で己を知ることは至難の業である。この点間の取り方がやや不自然であったように思う。無論、沢山の嘘を吐いてもいる訳だから心理的な揺れも微妙に出さねばならず難しい役ではあるが、この点を克服できたなら更に良い作品になったと思われる。
 以上自分の感じたことを述べたが、この劇団の凄さはこんなに難しい作品に果敢にチャレンジし僅かな瑕疵は在るにせよ作品の奥深さや小山内 薫が描きたかったことは、キチンと観客に伝えるだけの作品にしている点にある。
SAYONARA-サヨナラ-【東京公演】

SAYONARA-サヨナラ-【東京公演】

デラシネ

SOOO dramatic!(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高!めちゃくちゃよかったです。知的な東京03といった感じの劇団ですね。起承転結がしっかりしていて「うわっ…そうきたか…」という展開で最高でした。とにかくテンポがよかったです。クズな男の役、私が映画監督ならこの役は絶対にリリー・フランキーにやらせるな…と思いました^^ とにかく脚本もすばらしく最高でした。あのシンプルなステージであそこまで客席を魅了させるのはすごいな…です。最高の時間をありがとうございますm(_ _)m 凝縮した密度の濃い1時間でした。

君の面影は本の中で

君の面影は本の中で

甲南大学文化会演劇部 甲南一座

イカロスの森(兵庫県)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初めて拝見しましたがストーリーに魅了されました☆次回公演もスケジュール合えば必ず観に行きたいです\(^o^)/

INFECTOR・Z!

INFECTOR・Z!

劇団Please Mr.Maverick

中目黒トライ(東京都)

2024/08/01 (木) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

こだわりの殺陣、そして役者さん達の熱演が光る舞台でとても楽しめました!

PLAY!!!!!〜夏の夜の夢〜

PLAY!!!!!〜夏の夜の夢〜

CHAiroiPLIN

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/08/03 (土)

観てきました☆ 照明がとてもキレイで印象的でした☆ 前半の群舞はダンスカンパニーらしくとても良かった☆ ただそのあとはパッとせず。。。お話もなんだかよくわからなかった。。人生ゲームっぽいことをしていたけど、なんか中途半端に感じた。。

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

楽園王

新宿眼科画廊(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Aプログラム:『本棚より、夢十夜』→『よだかの星』→『風』。枕が付け足された漱石、わりとシンプルなリーディングの賢治、オリジナルの怪談(?)。最後の1本、妻は役者を使わず実際の風でも良かったのでは?

神[GOTT]

神[GOTT]

ワンツーワークス

駅前劇場(東京都)

2024/07/19 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

実演鑑賞

ワンツーと言えば古城氏のオリジナル、時々ドキュメンタリーシアター、という性格づけがいつしか海外戯曲もやる劇団となり、初が一昨年の「アプロプリエイト -ラファイエット家の父の残像」、前回の「アメリカの怒れる父」そして今回と3作を観た。今作「神」はパルテノン多摩の秋・リーディング公演の情報で興味を惹かれていた。とは言え、ワンツーの海外戯曲を二本観て来て、ある程度の想像が出来てしまう所があり、若干腰が重かったが、やはりシーラッハ作品という所で(小説でなく戯曲を書いた事に興味)背中を押されて出掛けた。

「読めてしまう」、と不遜な意見を書いたが、「アプロ・・」と「怒れる父」は劇的展開に注視を余儀なくされる戯曲で、笑いはほぼなく、赤裸々な感情吐露がある(「アプロ」では関谷美香子の母役、「怒れる父」では奥村洋治の父役が中心の役どころとなる)。その部分で、戯曲が想定する人物の「状態」に肉薄はしつつももう一歩な余地を残していた。それは所謂「劇的」の創出、そこに人物のテンションの高さ(声量や感情の強さといった)が呼応する事を優先し、緻密な意味での「人間の状態、心情」が結果的に捨象される(観客の想像に委ねる)作りが、「読める」という意味。ワンツーの芝居の安定的なクオリティと裏表の関係でもある、と推察しているが、それが海外戯曲二作に受けた印象だった。
今作。戯曲の意図を体現した、優れた舞台となっていた。
人物の感情はゼロではないが、求められるのは「主張」の信憑性に関わる感情の演技。
ネタバレすれば、「安楽死に対する医師の援助」を求める80代の男性の要求をきっかけに開催された倫理委員会による討論が、全編通しての時間だ。
法律、医療、宗教の分野から呼ばれた参考人に対し、安楽死擁護の弁護士、それとは距離を置く倫理委員会委員が尋問を行なう。討論会を仕切る委員長が観客に向かって討論の趣旨と手順、投票等について説明する。物々しい導入で、まずは申請者であるゲルトナーの証言から本論に入る。

息子

息子

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、珠玉作。
「歌舞伎・近代劇の双方の性格をもつ戯曲」らしいが、それだけに表現が難しいと思う。公演は 戯曲の魅力を引き出すため、演出(池田純美サン)は勿論 照明や音楽といった技術、確かな演技、その相乗効果を最大限に活かしている。

物語は幕末の江戸、冬の夜中という設定。盛夏、汗を拭きふき会場に入ると、そこは一瞬にして真冬の風景/情景、雪が深々と降りしきる。上演前から抒情的な雰囲気に包まれる。
(上演時間50分)

ネタバレBOX

舞台美術は、角材を柱に見立て 火の番小屋(障子戸に「火の番」の文字)の外観を作り、土間に火鉢、奥は板敷きで 上手に行李や道具入れ、下手に薪 小枝や行燈が置かれている。上演前から映像照明を用いて降りしきる雪景色、そして物語が始まると紙雪が舞う。薄暗い番小屋内、奥の行燈の灯りと火鉢の種火が実に美しい。

物語は、火の番小屋に老爺(鈴木浩二サン)、そこへ捕吏(浅井星太郎サン)がやって来て、老爺を揶揄って また探索に出る。捕吏と入れ替わりに金次郎(森田隆義サン)が来る。寒さに難渋している様子を見て老爺は火(鉢)にあたるように言う。老爺には9年前に上方へ出て行った息子(当時19歳)がおり、金次郎の年格好は息子と似ているが、素性は良くなさそう。火をはさんで、世間話など他愛のない会話を交わすが、そのうち金次郎が、老爺やその連れ合い(老婆)、近所の娘のことを聞く。一方 老爺は上方で住んでいた場所や仕事を聞く。

終盤 また捕吏が番小屋へ入ってくるが、その時 金次郎は手拭いで頬っ被りし顔を隠す。2人は顔見知りなのでは…そして捕吏が金次郎を追う。遠く近く呼子が聞こえる。捕吏を振り切って逃げる金次郎。実の親であれば逃げ切ってほしいと願うが…。 言わずもがな、親子の切ない気持ちが通じ合うようだ。
台詞には一言もないが、父親と息子という情が自然と絡み合う。勿論 観客の気持ちの中に そう思わせる演技力ー感情表現が見事。本当に父親と息子か、その真偽をはっきりさせないところが妙。そして何故、老爺の息子が上方へ行くことになったのかが謎。親子の真偽と出奔のような謎、更に捕縛されたかどうか、その事実を明らかにせず観客の想像力に委ねているところが古典らしい(奥ゆかしい?)。

少し気になるのは、メインテーマが親子の情ならば、今では成人に当たる19歳の息子、たとえ9年経っていても見間違える、または声を忘れるだろうか。例え 落ちぶれて顔付きが違ってもだ。
江戸時代 深夜という暗がり、行燈の明かりに背を向けており 顔は影になっていたのか。雪景色、その雪明りである程度 判別出来るのでは。始めから2人が親子と知っていて、明かせない事情があったのか、本当に分からなかったのか。公演では後者のような描き方(戯曲も同様か)。金次郎は、極寒の闇夜に乗じて父(老爺)に会いに、しかし傍に寄って 火鉢の火や行燈に照らされるのは避けたい。そんな もどかしく 切ない気持ちがあったのでは、と想像してしまう。
次回公演も楽しみにしております。
息子

息子

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

生演奏BGM付きの芝居
音楽と芝居と舞台美術が合っていて良かった。アトリエ公演のような狭い空間だが、芝居や音楽を大切にされているのが良くわかった。私の好みの芝居ではなかったが、いろんな可能性が見えて面白かったです

父との夏

父との夏

ハルベリーオフィス

ザ・ポケット(東京都)

2024/07/31 (水) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

内容もセットも役者さんの演技も全て良かったです。戦争関連ではありましたが、心暖まる素晴らしい内容でした。時間の経過を楽しみながら気持ちよく拝見させていただきました。家族愛や友情という言葉で簡単には言い表せないですが、本当に優しい時間を過ごせました。ありがとうございます。

HIGH SCHOOL PLAY FESTIVAL 2024

HIGH SCHOOL PLAY FESTIVAL 2024

HPF実行委員会、大阪府高等学校演劇連盟

ウイングフィールド(大阪府)

2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

オリジナル作品だと思いますが、よく練られていました diversity of highschool studentsをとても高校生らしく表現していました‼️みんなと一緒じゃないといけないの?という言葉刺さりました❗一緒じゃなくて良いんです❗そういった考えが日本を駄目にしてきたし、駄目にしている オリジナリティが排除される認知されないことが駄目なんです 自民党のバカ政治家に見てもらいたい作品です

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

楽園王

新宿眼科画廊(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/08/02 (金) 15:00

Aプログラム。75分。休憩なし。

魚雷モグラ’24

魚雷モグラ’24

ウラダイコク

みらい館大明ブックカフェ特設ステージ(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

未就学児のみでの入場は不可
だよねぇと納得の舞台でしたわ

80分の作品 全席自由
2方向からの観劇です

半円形に凹んだ舞台を用いて
工場の女工さんら
日常を見せてくれました

ネタバレBOX

工場での日常後に
突然来る容赦無い破壊
原爆投下後の状況を
リアルに演じられてて
なかなか心に突き刺さりました
父との夏

父との夏

ハルベリーオフィス

ザ・ポケット(東京都)

2024/07/31 (水) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

戦争をテーマにした良質な舞台で、とても良かったです。
当たり前の事が、どんなに幸せな事なのか、改めて考えさせられました。
役者さん達の演技、リアルなセットや迫力ある演出も良かったです。
良い舞台でした。

舞台「鶏卵衝突」

舞台「鶏卵衝突」

Yulirioプロデュース

テアトルBONBON(東京都)

2024/07/31 (水) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

「想像した未来と違う!!」主人公の言葉ですがおおいに賛同。
面白かったです。今やSFはサイエンスファンタジー?

INFECTOR・Z!

INFECTOR・Z!

劇団Please Mr.Maverick

中目黒トライ(東京都)

2024/08/01 (木) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきました。いや~熱いですねえ、役者さんの熱量も半端ないです。一見すると低年齢層をねらった作品と思われがちですが、全くそんなことはなく、セリフのやり取りのなかで哲学的で答えを出すのは非常に難解な問い突きつけられる大人の作品です。そういえばお客さんも結構年配の方が多かったですね、これはやっぱり思った通りオススメかな。

父との夏

父との夏

ハルベリーオフィス

ザ・ポケット(東京都)

2024/07/31 (水) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ひとこと、最高!です。『この世界の片隅に』に近い良質の戦争ものといったのが第一の感想です。舞台のセットも素敵ですし、舞台のセットに負けない役者さんたちの演技に感服しました。アフタートークもすばらしく、アフタートーク込みの舞台ですね。アフタートークを聞いて「ああ、そういう理由であの演出なのか…」とか思いましたし。すばらしい時間をありがとうございました。

INFECTOR・Z!

INFECTOR・Z!

劇団Please Mr.Maverick

中目黒トライ(東京都)

2024/08/01 (木) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/08/02 (金) 14:00

役者の情熱がほとばしる舞台です。ストーリーも展開もスピーディーで楽しめました。

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