いきなり本読み! in 東京国際フォーラム
株式会社WARE
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2020/12/25 (金) ~ 2020/12/25 (金)公演終了
満足度★★★★★
いやーーーーー、やはり格が違う。松たか子。
過去、30作品ほど演劇で観ているが、噛むことを1回も観たことがなかったが
この会で前半に何回も観た。初めて見る台本の時はこうなるんだと納得していたが
後半では巻き返して噛まないどころか、
物語を、舞台を、会場を支配していた。
岩井が最後の最後、ホントに寸止めで止めていたが、会場は飲み込まれていた。
あの圧倒的な支配感は流石としか言いようがない。
ほんとうにかくの?
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2020/12/23 (水) ~ 2020/12/28 (月)公演終了
満足度★★★★
劇場で観劇。
漫画で書いたことが現実になる…という設定を活かした複合的な展開ですが、にもかかわらず分かりやすく、かつ、笑いどころも多数あって、面白い。
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
LOCKDOWN
LIVEDOG
新宿村LIVE(東京都)
2020/08/22 (土) ~ 2020/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
コロナの状況中必死に生きる彼女達の姿や、大切なものとか友情、愛だったり色々なものが短い上映の中にギュッと詰まっていて何度も自分の心が揺れました。
学生と言う表のカードの中に、今世の中の人たちがコロナと言う不安に抱えていたりするものを最大限に表現されていて、パフォーマンスも凄かったし、もう一度見たいです。
死ヌ事典
壱人前企画
ザ・ポケット(東京都)
2020/11/10 (火) ~ 2020/11/15 (日)公演終了
絶対、押すなよ!
東京AZARASHI団
サンモールスタジオ(東京都)
2020/12/22 (火) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
久しぶりに笑って笑って、思わぬ展開に急にシリアスになってグッときて
ああ、こんな歳になったんだからこんな同級生と再会したいなと思い
芝居上手な役者さん達に素敵なメリークリスマスをもらいました
絶対、押すなよ!
東京AZARASHI団
サンモールスタジオ(東京都)
2020/12/22 (火) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
2020年のラストに観劇出来て良かった。不条理デス・ゲーム系の話なのだが、集められたのが若き少年少女ではなく、随分とくたびれたおっさん四人というところが見事。ほぼどうでもいい与太話の応酬が延々と続く。癖の強い四人のおっさんがひたすら与太り合っている中、紅一点の美女(神崎菜緒さん初舞台!)がぐっと笑いを堪らえてクールに澄まし顔。その何とも言えない空気感が最高。客席は皆マスク姿ながら爆笑が鳴り止まない、揺れる聖地サンモールスタジオ。これぞ東京AZARASHI団。
渡辺シヴヲ氏の役者としての深みを堪能。
四十年振りの小学校の同級生との再会が、自己存在を震わすエネルギーと化す。
90分、怒涛の笑いのジェットコースター。
タニノクロウ秘密クラブ「MARZO VR」
庭劇団ペニノ
北千住BUoY(東京都)
2020/12/22 (火) ~ 2020/12/28 (月)公演終了
満足度★
演劇としてはドラマがなさすぎるし、エロで見るとしても物足りなさすぎる。拘束具の縛り具合も甘すぎる。タニノ氏はSMを全く理解できてないし、俳優たちの芝居もそこそこ酷かった。庭劇団ペニノは好きな劇団だがVRシリーズは二度と見ないと誓った。
余白の色彩
こわっぱちゃん家
シアター711(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
それぞれの恋愛模様と人間関係、一人一人の性格やタイプが違うのと、随所に笑いも含まれていて155分間観ていて飽きを感じなかった‼️
是非是非観劇オススメ‼️
扁桃と虚天球―なけなしの革命児の帰依に寄す―
劇団夜鐘と錦鯉
ひつじ座(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2020/12/25 (金) 14:00
「扁桃」はどこに、「プラネタリウム」はどこに。
革命はいずこに。
石橋けいのあたしに触らないで!
城山羊の会
小劇場B1(東京都)
2020/12/17 (木) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/12/24 (木) 15:00
石橋けいさん目当てで観劇。って、何で舞台のはがきが来たのだろうと思ったら、以前三鷹で城山羊の会「相談者たち」を観劇したからだった。その時「声がかなり小さいので」とおことわり書きがあったのだけれど、今回はなく(三鷹芸術とB1器の違いからか)、それでも、双方に出ている吹越満さんの声が小さい小さい。
タイトルの「あたしに触らないで」はつまり、「触って、触って」ということで、内容のエグサは、「相談者たち」をかなり上回っていた。まあ、男女の欲望の隠蔽と開示を、他社の目で暴いて見せると、こんな具合?的に描いているのだけれど、それをまじに視覚化してしまうところが奇矯というかあられもないというか。
舞台「ROAD59 -新時代任侠特区-」
ブシロード
なかのZERO(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★
「東京湾に浮かぶ近未来都市で任侠者たちが信念と生き様を賭けてシノギを削っていた」なんて時代錯誤の気がします。素敵な役者さんたちなので、もっとワクワクドキドキ(例え暗い設定でも)できる物語が見たいです。
バロック
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2020/03/07 (土) ~ 2020/03/15 (日)公演終了
客たち
流山児★事務所
新宿スターフィールド(東京都)
2020/12/16 (水) ~ 2020/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
とても良かった。
外に希望を求めながら、重く閉塞的な場所から出て行くことができない少年。
ラストがたまらない。
寺十さんの圧倒的な表現力に心が震えました。
間
中野坂上デーモンズ
OFF OFFシアター(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/29 (火)公演終了
“真”悲劇の生物兵器2367号
空想実現集団TOY'sBOX
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/12/23 (水) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
砦
トム・プロジェクト
すみだパークシアター倉(東京都)
2020/12/24 (木) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演 再演に続きこれで3度目。ダム反対派リーダーの室原知幸演じる村井さんの、だんだんと孤立しながらも信念を貫き通す姿は何度みても熱い物が込み上げてくる。知幸の妻のヨシを演じる藤田さんは、献身的でいてとても可愛らしい。原口さん 浅井さん 滝沢さんは複数の役をこなしてゆく姿から作品に対する思いが伝わってきた。
この5人の「砦」何度みても良い。
講談 マクベス夫人
てんらんかい
アトリエ春風舎(東京都)
2020/12/19 (土) ~ 2020/12/20 (日)公演終了
『ENGISYA短編戯曲集』VOL.2
ENGISYA THEATER COMPANY
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2020/12/16 (水) ~ 2020/12/20 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2020/12/18 (金) 11:30
〜色編〜
『月光の娘』
この公演の中心男優は、久留飛雄己と松田周だと思うのだけれど、この2人のコラボがとてもよくなじんだ作品。2人とも、たまに突出するエキセントリックな演技が魅力なのだけれど、相互の出番の使い分けもあって相殺することなく、魅せ切った秀作。その中心でダンサーたる中村なつ美が、過剰にならずにダンサーとして生きる姿が美しい。
となると、『花の子供』の違和感が、何とももったいない気がする。
『宇宙の友達』
つらい人生を女として終えてしまった2人の友情の物語。円盤(?)は魂の憑代か。
再生の物語?なのかな。で、だから何?
『蛍』
観終わって、あれ親子じゃなかったの?と解説を読んで思った。幻想譚なのだけれど、入れないなあ。
〜即編〜
4回公演購入しましたけれど、お休みさせていただきました。
初めての劇団で、いきなり4日連続は無謀だったかな。最後まで食指が動き続けなかった。
『ENGISYA短編戯曲集』VOL.2
ENGISYA THEATER COMPANY
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2020/12/16 (水) ~ 2020/12/20 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2020/12/18 (金) 15:30
〜空編〜
『いっそ、生きたい』
1995年初演。初戯曲作品。とのこと。よくできている、話に無駄がない。
おそらくは飲料工場で働く2人の出会い。足に障害を抱える男セイジが漂わせる孤独感は半端ないのだけれど、そこに餌を求めて集まる野良猫たち、そして心を求めて引き寄せられるケイコ。2人の悲劇的な生涯はありがちな設定だが(そして、ちと呆気なさすぎだが)、それを、大地葵 久留飛雄己2人の演技で終始話を引っ張りきって魅せ切る。
ケイコの死後、猫とセイジの道行は、軽快なダンス風だけれど、そこにある喜びや苦難をしっかり感じさせ、軽い落涙。
ただ、惜しむらくは大地葵、猫の演技は抜群に良いけれど、ストリッパーには見えないこと。まるで下手なバレーダンサー。だから、冒頭の部分で何か違和感が残り(ここどこ?)、物語に入りそびれる。
『花の子供』
志や良し!という作品。ただ、もっともっと、演出も脚本も演技も練る必要はないか。解説を読まないと、何をしているかが全く見えてこない。その意味では、まさに分裂症劇。男女で強姦したり、国作ったり、性差を示すための表現は壮大(?)なのだけれど。
頻繁に替わる舞台設定は、演者の力量が試されるところだと思うのだけれど、その切り替えがうまくいっていない。
『歌で伝える人』
世の中には2つの日本人しかいない。ロックを歌えと言われて、RCサクセションを歌う日本人と、ブルーハーツを歌う日本人。忌野は反抗を歌い、甲本は革命を歌う。
そう、カミュかサルトルか、ということ。そう、大村未童はカミュな人なのだ、と思いながら観ました。