最新の観てきた!クチコミ一覧

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鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男

鏡ニ映ラナイ女 記憶ニ残ラナイ男

企画演劇集団ボクラ団義

あうるすぽっと(東京都)

2021/04/07 (水) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

事前情報ゼロで観劇。
凄いミステリー作品。

ネタバレBOX

周到な伏線と言い、観客を良い意味で裏切ってくれる展開と言い、素晴らしい。

役者陣の演技も水準以上と思いますが、この作品は脚本がやはり神がかっていると思う。
6団体プロデュース『1つの部屋のいくつかの生活』#3

6団体プロデュース『1つの部屋のいくつかの生活』#3

オフィス上の空

吉祥寺シアター(東京都)

2021/04/09 (金) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 同じ舞台美術で6団体が競演する企画、青組を観劇

Pityman 「そんなこと話してる場合じゃない」
 同じソファをめぐってオムニバス風に引っ越し業者、若者たち、別れそうな夫婦と3つのエピソード、幕間劇も含め1時間10分程とは思えない程みっちり詰まった内容でした。<以下ネタバレにて>

こわっぱちゃん家 「Picnicへのご案内」
 若者が楽しく過ごす近未来のシェアハウス、そこで各人に訪れる"ピクニック"とは?温かな気持ちになれる1時間、時々セリフが聞き取りにくかったかも。<以下ネタバレにて>

ネタバレBOX

Pityman 「そんなこと話してる場合じゃない」
 狂言回し的な"武田鉄矢の息子"がいい味でした。
こわっぱちゃん家 「Picnicへのご案内」
 シェアハウスのネタ晴らしが意外と早くて少し驚き、ラストは手紙を読む催涙演出、じゃなくてかなり驚きました。
『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

あの狭い空間で銀行強盗をどう表現するのか
期待して観に行ったら、なるほどそういう手法だったのかと驚きました。

演者さんの熱量のある対話も良かった、
こういう社会派の演劇は好きなので
これから観たいな。

L字型の客席でも見やすい、
カメラ近くの入り口付近が一番見やすいのかな

ネタバレBOX

銃声の音はあえて小さいのかな?
大声での対立したやり取りが好きなので
もう少し長めに観ていたかった!
四代目鼠小僧次郎吉

四代目鼠小僧次郎吉

橋田ゆういちろうのカンパニー

ACT cafe(大阪府)

2021/04/05 (月) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/01/15 (金)

吉本新喜劇やドリフ観て育ったお笑い好きには【好き!】としか言い様がない面白コント活劇★どこを切り落としても面白いしかない【ゲバゲバ60分笑いの金太郎飴捕物帖】というべき傑作カンパニーでした♪換気タイムでの余興など観た人には分かる橋田雄一郎さんの観客を隅々まで楽しませようとするサービス精神には感動すら覚えました☆このご時世の中沢山の笑いという元気をもらいました\(^o^)/有難うございましたm(__)m

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

#crash〜M銀行人質事件〜
#singing dog
初日夜。脚本家 #藤崎麻里 さんが主宰するこのユニットは、事件などを糸口に社会問題に切り込む。#劇団チョコレートケーキ が扱う事件が戦争などの国家的と言うとすれば、ココで扱うのはより身近で人間的な事件。要因と結果、そこに至る過程におけるターニングポイント、人生のボタンの掛け違えを炙り出す。丹念な取材が肝。脚色の割合を考えさせない程に、人間の抱える闇が観ている者に迫る。言葉…声…光…そうした空間の構築に才を発揮する #吉田康一 さんの演出を支える #山口紘 さんの音と #渡辺隆行 さんの照明が冴える。あの音と光がサスペンス感を生み出す。尻の下から伝わってくる轟音がその不気味さをカラダの芯まで差し込んでくる。今作で事件を最もリアルに引き寄せたキャストは #内海詩野 さん。彼女が纏った薄幸の美しさが、自己肯定感の低い男の虚栄心を満たす光であり砦であることを確信させる。冒頭で彼女が見上げたソレは、まるで人生を閉ざす霧だ。人質に寄り添った刑事 #坂井宏充 さんも印象的だった。
残念だったのは、作品に対して舞台のサイズが合わず窮屈に感じられたこと。きっと演出家も俳優も感じていたに違いない。演技をコミカルに感じ、作品の方向性とチグハグに見えたのもその影響があるだろう。捜査官による権力争いのマウント合戦はもう少し丁寧に伝えて欲しいと感じた。そして、犯罪における加害被害に対する人権問題は、我々がまだまだ考えなければならない課題である。
さぁ、秋に予定されている次回公演では、どんな事件と向き合わせてくれるのか。期待したい。

True Colors DIALOGUE「私がこれまでに体験したセックスのすべて」

True Colors DIALOGUE「私がこれまでに体験したセックスのすべて」

日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS/precog

スパイラルホール(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/04/09 (金) 18:00

約120分。休憩なし。
上演時間は各回で若干異なるかもしれない。

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

小劇場の芝居の魅力のひとつは限られた空間、シンプルな舞台装置で観客の想像力をいかに喚起するかという点にあると思う。この作品は、役者の台詞や音響効果で現場の緊迫感が十分に伝わってきて最後まで集中して観ることができた。前作もリアルで見応えがあったが今回も素晴らしかった。

何を見ても何かを思い出すと思う

何を見ても何かを思い出すと思う

コンプソンズ

「劇」小劇場(東京都)

2021/04/07 (水) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/04/09 (金) 14:00

夢の話なのだが、ついていくのが大変だった「ぶっ飛ぶ夢をしばらく見ない」よりはナンセンス度がダウン。話が整理され、ハードルの低い作品になっていました。日本の戦後史を総括するような以前の作品も恋しくなくはないですが、今時のJPOP的キーワードを多数織り込みながら普通の人間の心をひねくれた視点で描いた今回の作品はカワイイ度アップ。 

残念だったのは、私がフェイスシールド着用の最前列を選んでしまったこと。おでこから空気が上に抜けないタイプのもので、頬骨や目のあたり、おでこの下半分に熱がこもって、気が遠くなること数回。こういうご時世だから外すわけにはいかないし…。普段はなかなか行けない2階席で見ればよかったなあ。

世界が消えないように

世界が消えないように

TAAC

駅前劇場(東京都)

2021/04/07 (水) ~ 2021/04/13 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/04/08 (木) 18:30

心に刺さったトゲが抜けないまま人生を歩まなければならない青年たちの煮え切らない様子や世の中の閉塞感が、ありありと表現されていました。起死回生、一発逆転でハッピーエンドの作品の方が後味がいいですが、こういう内省的な、帰りの電車の中が暗くなるような作品もたまには必要です。

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

脚本だけでなく、役者の演技も良くて緊張感があって良かったです。

12人の怒れる男・12人の怒れる女

12人の怒れる男・12人の怒れる女

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2021/03/30 (火) ~ 2021/04/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「・・怒れる女」を観劇。額田やえ子翻訳の古典がどの程度原作に忠実でどの程度脚色されたかは分からないが、指紋やDNA鑑定といった科学捜査の無い時代、という要素を除けば、俳優らの現代感覚と共に台詞が吐かれる舞台は、不思議と成立した。
野球観戦野郎、ヘイト野郎、個人事情むき出し野郎、確信犯的付和雷同野郎が、米国産映画でも「正義」の障害として立ちはだかり、やがて克服されて行く。
今は昔のようにアメリカ=民主主義の国、等と単純に考えてはいないが、回帰すべき場所としてそれはある(と信じられている)だけ、日本とは異なるのだろうとは思う。そして考える。普遍的感動に導く同作品は日本でも好んで鑑賞・観劇されるが、しかし果たして民主主義は本当に信じられているのか、と。そうして頭を抱えてしまう。

ネタバレBOX

男バージョンを観て両者を比較すると面白かったろうが、考えてみれば本作の陪審員全て男なのであったと改めて気づき、女性性と脚本の遭遇の光景をしかと見せて頂いた。
「ら抜きの殺意」には女性同士では女言葉が出ない(女言葉は男性(社会)が女性に要求するもの)という発見を語るくだりがあった。「女性だけ」の空間で、ならではの空気、言動(というか態度)が見られたが、無罪が多数派になり最後に粘る男、もとい女が「どう折れるか」という見せ場で、男女の差異について感じる所あり。
男として描写するなら、息子に歯向かわれ(押さえつけられず逆に殴られた)、去られた傷を抱えた男は容疑者に自分の息子を重ね、厳しく遇する事で傷ついた心を癒そうとする様子が窺える。この「傷」のあり方に男女の差は確実にありそうだ。女は男勝りに一人息子を育て、そして父親代わりの存在だったからこそ息子の反抗の対象となった、とするとそこには彼女が女性に、そして母親になれなかった何らかの要因が彼女の内部にあり、彼女自身をも苦しめている、といった背景が想像されたりもする。そして彼女が「折れた」時、(男が我に返って事実と向き合い、世間体やプライドを剥ぎ取られて等身大の自分に戻ったように)、女も自分自身についての事実と向き合わざるを得なくなる。恐らくは泣き崩れるのだろうと思うがそこまでやると台詞も変りそうだ。戯曲は最も変化を拒む人物が変化を遂げる(自分自身に戻る)感動を用意したが、女性バージョンは一つその課題を残したように思う。
(このレベルゆえのリクエスト、収穫は十分あった)
夢を見る

夢を見る

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/08 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

シアターX「一人芝居」シリーズ鑑賞2つ目。挑戦者の中でも若い清水優華は名も覚えあり、今調べると結構見ていた(直近では「農園パラダイス」、韓国現代戯曲リーディングの前回「刺客列伝」、そしてアンサンブル時代の各舞台。容姿と相伴って思い当ったのは「農園パラダイス」のみ、ほぼ主役のあの女性役だ)。
この企画に加わった俳優諸氏が、順繰りに試演会を行ない、今回が後半戦の一回目という。一時間半の距離を走り切るだけでも唸る。激情に身を震わせる終盤、ドラマの結語に向かう感興に飲まれまいとして飲まれ、それでも走り切ったという感じであった。「ヘル」という風変わりな名を名乗る元従軍慰安婦の女性と「私」との交流を一人称で書いたのは劇作家石原然との由であるが、今回のに先行して同じ一人芝居プロジェクトのメンバー、中山マリにヘル役を当てがった二人芝居を上演。相当見やすい舞台であったと想像されるが今回は難しい一人芝居。見せられているのは「芸」ではなく、テキストに対する演者の思い入れであり、ヘルという存在(との格闘)を通して社会から異端視されて生きた/生きる人々を思い、包摂の意志を伝えんとする行為、に見える。
毎回恒例らしいアフターミーティング(観客交えたトーク)で役者が述べた、「芸を見せる等という構えを取ったが最後化けの皮がはがれ、太刀打ちできない」、そういった存在に出会った事を喜び、純粋に打ち込む俳優の姿勢には感銘を受けた。社会的ポジションを目標とする(誰もが持つ)態度はなく、役とテキストとに向き合う自身を観客との間では媒介者として立てる(自分を評価する者との対峙ではなく)。この何とも評しようのない穢れなさ、というより恐らく強さは、舞台にその片鱗が窺えたように思うがトークの場がなければ触れられなかったと思う。
役者に苦行を強いる故か不思議な光沢を放つ一人芝居。次回試演会は6月との事。

ショートケーキまずまず

ショートケーキまずまず

ハダカハレンチ

吉祥寺シアター(東京都)

2021/04/09 (金) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

大学生なんかの学生演劇みたいだった。

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

世間を騒がせた銀行立てこもり事件を骨太かつサスペンスフルに描く休憩無し約2時間弱、音の使い方が効果的でした。事件の顛末をよく知る昭和世代より、知らない平成・令和世代の方がよりサスペンス度が高いかも。品性下劣な自分は「肉の盾」を見に行ったのですが、意外な切り口に驚きました。<以下ネタバレにて>

ネタバレBOX

立てこもりの現場(犯人側)では無くて、捜査側のみ描くスタイルが意外でした。
6団体プロデュース『1つの部屋のいくつかの生活』#3

6団体プロデュース『1つの部屋のいくつかの生活』#3

オフィス上の空

吉祥寺シアター(東京都)

2021/04/09 (金) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

初日赤組を観劇。
なんちゅーか、1勝1敗。

世別レ心中

世別レ心中

ハコボレ

王子小劇場(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

気になっていたものをやっと観ることが出来た
落語そのものもなかなかの出来だったが、そこからひとり芝居の繋げ方が素晴らしい
実によく出来たストーリーで楽しめた

『crash~M銀行人質事件~』

『crash~M銀行人質事件~』

singing dog

小劇場B1(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/12 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すごーくおもしろかった。次はどうなるのか、ハラハラ、ドキドキ!!!
テレビで見ているのと違い、本当に目の前で起こっているよう!!!リアルですごい。
犯人の残忍さが、役者さんの熱演で、ビンビン伝わってくる。
銃声の度に、ビクンとする。
役者さんの迫真の演技、メチャクチャ素晴らしい!!!
本当にいい芝居だった。超満足!!!

どん底 ―1947・東京―

どん底 ―1947・東京―

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2021/04/08 (木) ~ 2021/04/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/04/09 (金) 14:00

座席1階

日本の新劇人は今も昔も「どん底」が大好きなのだという。最初は1910年の小山内薫、市川左団次だったというから、もう歴史の世界だ。極貧というのは演劇のテーマとして取り上げたくなるのだろう。パンフレットから学ばせてもらった。
民藝による今作は、新型コロナで1年延期になった舞台だ。まずは、何はともあれ無事に上演に至ったのを喜びたい。
設定は終戦から2年後の1947年、新橋の焼け跡。食べるものも着るものもなく、その日を生きるだけで精いっぱいの人たちのそれぞれの哀感、人生を描く。
生きるだけで精一杯なのだが、どの人もエネルギッシュである。そうでなければ生きていけない時代だったのだ。末端の警官がやくざとつるんで小金を稼いでいるのだから、頼るものは自分しかいない。それでもこの、どん底の簡易宿にしがみついている人たちは、仲間意識のような空気も持ちながら、前に進んでいく。
当時は当たり前だが、生と死は隣り合わせだ。この簡易宿でも、病気の住人が死んでいく。だが、死んでも弔う金が無い。つい2年前までやっていた戦争ではそれこそ街に死があふれていた。空襲で亡くなった人も、弔われることなくこの世を去って行った。その戦禍をせっかく生き延びても、尽きていく命はたくさんあったのだろう。食べ物も薬もないなかで、主人公の「正体不明の老人」が、重病の女性の身の上話を聞くシーンは印象に残った。

最初に「新劇」はどん底が好きだと書いた。今回の舞台、若い人の姿も客席に見かけたがこの「どん底」。今の小劇場ブームを支える若い演劇人たちに取り組んでほしい演目だ。

Night Carnival

Night Carnival

GHETTOプロデュース

シアターブラッツ(東京都)

2021/04/07 (水) ~ 2021/04/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

見知らぬ父を探して少女が訪れたのは歌舞伎町のショーパブ、そこを舞台にした人間模様をショーをふんだんに交えつつ描く休憩無し約2時間弱、ママ役の声と主役の腹筋が素敵でした。

ロミオとジュリエット【4月27日~5月10日公演中止】

ロミオとジュリエット【4月27日~5月10日公演中止】

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2021/02/14 (日) ~ 2021/03/29 (月)公演終了

映像鑑賞

久しぶりのロミジュリ、しかも宝塚版は初めてになります。
ミュージカル版はいつもウリュっとしてます。「愛」がよかった。

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