あの娘みゅ~ん
なかないで、毒きのこちゃん
ザ・スズナリ(東京都)
2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ダメおじさんが可愛らしく見え、ほのぼのした話から一転・・・スプラッターホラーに変わりゆっくりとは見させてくれzず、ラストはめでたしめでたしではないのが毒きのこちゃんらしくてよかったです。
引き結び
ViStar PRODUCE
テアトルBONBON(東京都)
2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
割とレトロな感じの時間SFものでした
人情味と温かさはあるものの
科学とかの冷たさシビアさが不足してて
説明不足な感も否めなかったかなぁと感想
開演前からのトークにて
座の温めとかは十二分であり
ほんわかとした雰囲気は好ましかった(^ー^)
蝶の筆
CROWNS
王子小劇場(東京都)
2021/05/12 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
映像鑑賞
最近の配信は映像は結構きれいですが、音声は難しいのでしょうね。小さな声で話しているところを基準に音量を合わせると、大きな声や音楽シーンでびっくりします。
後半始まってちょっとしたあたりで白い服の男性が中央に出てきますが、白い服が照明でとんでいる感じになって幽霊かと思ってしまいました。
アルビオン
劇団青年座
俳優座劇場(東京都)
2021/05/21 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まさに現代版桜の園で、登場人物までわかりやすく対応している。しかし、こちらの女主人はかなりやり手の経営者のようで強烈な自我と意志を持っていて、物語も古典を超えてパワーアップしている。この劇団の実力も凄い。
姿
ゆうめい
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2021/05/18 (火) ~ 2021/05/30 (日)公演終了
狸の里帰り
トム・プロジェクト
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2021/05/21 (金) ~ 2021/05/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
23(日)観劇しました。この緊急事態の状況の中、そしてコロナが引き起こす恐怖の中に集まった人たちの抱える問題を作者が見事な作品にしていると思います。説明的なセリフではなく進行していくドラマに目が離せません。6人の俳優の個性が際立っていました。改めて生の舞台の良さを再確認しました。前作に続いて、狸シリーズの続編を観たくなりました。
引き結び
ViStar PRODUCE
テアトルBONBON(東京都)
2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
紬チームを観劇しました。過去に行く度に現在が変わるので、やや混乱しましたが、面白かったです。テンポが良く、役者さん達の熱演もあり、どんどん惹き込まれました。笑いあり、涙あり、感動ありの観応えのある内容でしたが、正直、ちょっと都合が良すぎるかな・・という印象はありました。劇団の雰囲気の良さも加わり、明るい気持ちになれる舞台で満足でした!
social D
ニサンカタンソ
北千住BUoY(東京都)
2021/05/13 (木) ~ 2021/05/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
16日午後、BUoYで上演されたニサンカタンソ第一回公演『social D』のteam Woman千穐楽を観てきた。これは、知人の役者・高坂汐里が主宰している関係からである。この作品、team Womanと男性team Manの2ヴァージョンからなっていて、自分が観たのは高坂汐里が出演しているteam Womanの方。
舞台はエピローグ付きの1時間55分ほどの作品。
エピローグは、事の発端である婚活パーティーの一場面。そう、この物語に登場してくる5人の女性が参加している。そして、5人はこれはという男性と付き合うことになったのだ。
本編はそこから。この5人が付き合いだした男性。実は同じ男性で、それぞれの女性に違った職業をしていると5⃣股交際をしていたのだった。そのことを、5人の女性の一人、堂丸彩乃(高坂汐里)が知ることになり、この男性・高野岳に復讐すべく高野名義で残り4人の女性を呼び出し、事の成り行きを説明する。タイトルのsocial Dというのは、この5人のイニシャルにDが付くことから名付けられた仲間としての呼び名。5人は高野を呼び出し、本人の口から5股の事実を白状させる。その過程で「恋愛とは何か」「結婚とは何か」「5人は満たされていたのかいなかったのか」が論議されるのだが、結局高野は5人の怒りを買って岩というかブロックというか固いもので椅子にくくりつけた高野を打ちたたく。途中5人の一人がトイレに駆け込み吐くのであるが、実は彼女、高野の子供を妊娠していた。その妊娠の事実を高野が素直に喜んでくれないことに、怒りを込めた表情でブロック?を手にするシーンで物語は終了する。
この舞台を見始めて気づくのは、物語の展開がかなり容易く想像できてしまう点。まぁ、脚本的に軸になる事柄が使い古された内容という事なのだ。それを楽しく緊迫感ある舞台に仕上げたのは、演出と役者の個性だと感じた。脚本と演出は松井カズユキが担当していた。作品の短所と長所双方を担った形。役者では、当日プログラムを物販で購入しなかったの役者名が明確で無いのだが、5人の女性の中で一番年長の女性を演じた役者の演技が秀でていた。
このニサンカタンソという団体の本質を見極めるには、まだ数回公演を見続ける必要があるだろう。次回作を期待したい。
引き結び
ViStar PRODUCE
テアトルBONBON(東京都)
2021/05/19 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
現在・過去を往還し、さらに未来まで時間軸をのばし人との繋がりをもたせた公演。その描き方は理屈というよりは感性で表現した そんな印象だ。タイトル「引き結び~紬ぎ結ぶは時間の糸~」にあるように時を隔て繋がりを観せようとするが、ご都合的なところもあり、ストーリー展開を追うといった観方をしていると逆に混乱し解り難くなる。前説でも言っていたが、肩の力を抜いてゆったりとした気持で、そう大らかに構えることだ。
(上演時間1時間35分)【紬チーム 千穐楽】
王将【大阪公演中止 動画配信&緊急YouTubeライブ】
新ロイヤル大衆舎
KAAT神奈川芸術劇場 アトリウム特設劇場(神奈川県)
2021/05/15 (土) ~ 2021/06/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
森田涼花さん出演。3部作の第2部。
特設会場には驚きました。舞台袖が会場外から見えるところにあり、あえて幕で覆ったりもしていません。これも演出の一部だそうです。
上も、ある程度布で隠していますが完全ではないので、エスカレーターの踊り場から客席が見えます。上の方の階では別のイベント会場があり、それが終わるタイミングには、ざわざわと声が入ってきます。これは少し気になりましたが、オープンな雰囲気の良さがそれを上回りました。
演目は有名な戯曲で、劇団としては4年前の再演になります。初演では下北沢の小劇場楽園というとても小さな会場で、3部合わせて35回もありながら激しいチケット争奪戦でした。今回の特設会場は170席ほど、38回。さらに大阪公演9回。チケット取りは苦労しませんでした。
この舞台はひとりで何役もこなします。森田さんは次女の君子役ですが、2部では三吉の弟子や芸妓も演じます。これは分かりやすいのですが・・。
あとはネタバレにて。
魔界転生【5月4日~5月11日東京公演中止、6月5日~6月6日大阪公演中止】
日本テレビ
明治座(東京都)
2021/05/04 (火) ~ 2021/05/28 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
第一幕70分休憩25分第二幕105分。
マキノノゾミ氏の脚本に期待し、堤幸彦氏の演出に不安を覚え・・・、演劇と云うより舞台ショー的な感じ。背景のプロジェクションマッピングが凄まじいのだが、慣れてくると安っぽく感じる人間の不思議。全ては使い方とセンス、効果と言い訳の違い。
上川隆也氏の柳生十兵衛は意外にも千葉ちゃん調。勿論松平健氏の但馬守は素晴らしかった。荒木又十郎役の木村達成氏はヴィジュアル系バンドマン的に病んでいてカッコ良い。
石川賢版の漫画っぽい設定に『帝都物語』のエッセンスを加えた風味。
宮本武蔵の独り歌舞伎から十兵衛のキャラまでかなりコメディ調な展開が続く。核になるこの世への無念、未練が表現出来ていない勿体無さ。
『魔界転生』にはかなり思い入れがあるので、ついつい観てはガッカリする。深作欣二の映画と石川賢の漫画以外は何か根本的に違う気がする。永井豪の『デビルマン』関連と同じで、見ない方が良いと判っているのに見てしまう。そんな人間はきっと日本にいっぱいいるのではないか?
ラストの全員でのダンスは最高だった。
誰も死なない
しむじゃっく
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
価格3,000円
23日14時開演回(70分)を拝見。
途中から先が読めなくなる程、練りに練られた刈馬カオスさんのホンを、6人の役者さん(最後に7人目が登場されたのは、ご愛敬♪)がじっくりと演じ切った70分。
予想以上に良い演劇体験が出来た。
半勃ニョッキ
Peachboys
シアター711(東京都)
2021/05/18 (火) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/05/21 (金) 19:00
あいも変わらずいろんな方面に失礼な(特にキムタクに)ステージに大爆笑の連続。去年の今頃は中止になっちゃって残念な思いをしただけに、元気すぎるステージを見ることが出来て嬉しさも倍返し。
うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2021/05/16 (日) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/05/22 (土) 19:00
ネットの使用に関して、我々は絶対に何かを踏み間違えちゃってますね。苦笑しながら我が身を反省。
喪服、緋色の。
ワイルドバンチ演劇団
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2021/05/16 (日) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
チャリTらしい舞台である(当たり前だが)。インターネットに流れる議論や情報のいかがわしさと、それに見合わぬ影響力。このアンバランスの弊害はコロナ禍に目を奪われている間に実は加速しているのではないか。
作品が描く事件はSNSを介した情報の錯綜が起こした騒動である。三世代家族に祖母からの電話の一言だけが残され(その後は圏外不通)、現状を知り得ない状況にもたらされる不十分な情報が憶測を広げ、勘違い情報がまことしやかにネットに流れ、それに翻弄される人たち。荒唐無稽な要素もあるが、これが交通事故ではなくコロナに関わる出来事であれば今は笑えない深刻劇にもなりそうである。
「母 MATKA」【5/17公演中止】
オフィスコットーネ
吉祥寺シアター(東京都)
2021/05/13 (木) ~ 2021/05/20 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
前日の公演が中止だった事を当日知った。体調不良者が一人出たためだという。メールの「中止」の文字に一瞬ドキッとしたが、趣旨は「全員陰性を確認したので今日の公演は予定通り」。ホッと胸をなでおろす。陽性者がなかった事にでなく、自分が芝居を観られる事に。エゴも極まれりだが本心だ。
舞台は期待通り。役者に心酔し、演出に心酔した。「演出誰だっけ・・上村聡史?」と当たりを付けたが、稲葉賀恵であった。着実にキャリアを積み、力を示している。
2年ほど前「チャペック戯曲全集」という分厚い本を(高いので買わず)借りた時、『母』はざっとは読んだらしい。「息子の死」がリフレインであった事を徐々に思い出してきた。
チャペックの戯曲は『R.U.R.』が有名で2回観たが、最も秀逸であったのは小説『クラカチット』の舞台化(演劇アンサンブルのブレヒト小屋最終公演)。どの作品にも万人が共感できる普遍性と同時に、作者が生きた「時・場所」を思わせる要素があり、それも含めた風味がある。
この作品で男らが肯定的な響きで口にする「戦争」には、第一次大戦によって覆される前の戦争イメージ(限定的な場所でルールに則って為され、軍人だけが闘って死ぬ)が同居しており、戦争を巡っての男たちと(唯一の女である)母の論争は絶妙に拮抗している。大量破壊兵器が連想される現代の「戦争」が否定的な意味しか持たないのとは違う。医学や科学の進歩に対しても、懐疑的な現代とは異なるものを感じさせる(が、作者は懐疑的視点を織り込んでいる)。
その事情からか、増子倭文江演じる「母」が唱える非戦は、知的なイメージを帯びがちになる。増子氏の好演がこの舞台の質を確かなものにしていたが、時代性の違いを「翻訳」「変換」する作業は(自分が勝手にだが)幾ばくかはやっていた。
喜劇として場面は仕上がり、喜劇である分だけ母の悲哀が迫る舞台。反戦という一つの確立された思想への帰着は回避されている。母の人生というものを想像し、イメージの扉が開かれる(母を体験する事がなく、そういうタイプの母を持たなかった者としては)。
舞台は、軍人であった亡き父の部屋である。この部屋に息子らはよく忍び込む。母はこの部屋で息子らが父に「感化」される事を嫌い、恐れている。部屋の隅に大きな額縁があり、その後ろに肖像画の主人公である父(大谷亮介)が立って風景の一部になっている。武器の類はワイヤーで吊るされ、喧嘩ばかりしている双子はフェンシングの剣を取って大はしゃぎ。国内で紛争が起きると銃を取った。
母はこの部屋では死者と対話ができる、という設定がユニーク。それゆえ、初めは息子が死んだ事に気づかない。息子はおずおずと母の許しを乞うように(悪戯をした子どもが叱られる前みたく)「死んじゃった」と報告する。
開幕時既に死んでいた長男オンドラ(米村亮太郎)は伝染病の研究をしていて感染。次に死ぬのが技術畑に情熱を傾けていた次男イジー(富岡晃一郎)、母に止められていた飛行機に乗って墜落。そして内戦が激しくなると、国軍派と反乱軍派に分かれた双子がそれぞれ、ペトル(林明寛)は反乱罪で銃殺、コルネル(西尾友樹)は戦闘で死ぬ。芝居の冒頭から「この子だけは違う」と信じ、可愛がっていた末っ子・トニ(田中亨)が、ラジオから流れる切実な声に使命感を焚きつけられ「行かせてよ母さん」と告げた時、母は狂乱する。女性の「国家の危機です、起ち上って下さい」と呼びかける声がラジオから響く。部屋には母の父(鈴木一功)も息子・孫らに駆り出されて登場し、既に死者となった男たちが内戦という事態に浮足立ち、「男に目覚めた」トニのためにと何のためだか判らない作戦会議を開いている、という光景。それへ入って来る母が、彼らに対決を挑む。だが全く平行線に終わる論争の後、再びトニと対峙した母は、息子の変わらぬ意志を確かめると全てを諦めたように脱力し、「行きなさい」と言う。
舞台は黒褐色を基調とした昔の欧州らしい調度が点在するが、奥には広いレースの白いカーテンが張られている。このカーテンが不確実な外界(息子らを死に追いやる)との境界を示すかのよう。自在に揺れ、開くカーテンはいつでも息子らを飲み込み、逆光に照らされたシルエットを残して去って行く。作品の幻想的な側面を引き出した演出が舞台に膨らみを持たせていた。
喪服、緋色の。
ワイルドバンチ演劇団
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
雨音チーム2回、波音チーム1回観劇。
音楽時代劇は初めてでした。
75分という短めの作品の中でも皆様の熱演+歌でより各シーンが印象的になったのかと。
殺陣がめちゃ格好良かったです。
喪服、緋色の。
ワイルドバンチ演劇団
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2021/05/20 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2021/05/22 (土) 14:00
価格3,500円
雨音チーム観劇。
時代劇ながらミュージカルでもあり、ファンタジー要素多目の恋愛劇。
うちのばあちゃん、アクセルとブレーキ踏み間違えた
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2021/05/16 (日) ~ 2021/05/23 (日)公演終了