Desperate Broadway〜男と女のラビリンス〜 公演情報 ㈲キィーワード「Desperate Broadway〜男と女のラビリンス〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ダンススタジオを巡る群像劇
    下剋上感がほしかったように思います。

    ネタバレBOX

    おばあちゃんの世話で田舎に帰る子、舞台の事故で相手役を怪我させてしまいタップを封印して振付師に徹している男、知的障がいの兄を気に病んでニューヨーク行きを躊躇する若者、経営陣、指導者たちの話。

    ダンスと演技を両立させるのは難しいのでしょうね。NHK連ドラ「瞳」のときに思いました。本作品は猿山のぼるさんが何とか芝居部分を牽引していました。

    当のダンスでも、無理な体勢でこらえなければいけないところでこらえきれなかったダンサーがいたように見えたのは気のせいでしょうか。

    全体として暗転直前の切れ味が悪く、中途半端に次のシーンに移って行く感じがしました。

    ところで、このスタジオの優等生は指導者の子供でした。個々の間でちょっとした嫉妬はありましたが、生徒たちは何となく現状に満足しているようで、ダンスの世界こそ誰がのし上がってもいいはずなのにと思いました。

    先述の若者(指導者の息子)の渡航費用にチームの優勝賞金を充てようなどと提案する、そんな物分かりのいい若者たちがいますかって!?

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    2011/04/06 09:21

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