満足度★★★★★
実際観劇した戯曲なので
今日は、初めて、実際自分が舞台で拝見したことのある戯曲が取り上げられたため、芝居で感じたことと、リーディングだけで聴いた場合と、これ程、感じ方に差があるのかと、驚く点が多く、自分にとっても、新たな発見が多い、月1リーディングとなりました。
ゲスト劇作家の横内さんが、おっしゃったように、ヒロセさんは、大変演劇を愛していることがわかる作劇をされる方だと、私も全く同感でした。
そこで、横内さんは、「最近、あんまり演劇好きじゃないんじゃない?って思う芝居が多くて…」とおっしゃってましたが、それも同感。
ヒロセさんは、劇団を主宰し、ご自身で作・演されているので、ご本人も感じていらしたように、役の配分とかが、キャストに均等で、また戯曲に多くを盛り込まず、演出で補うというやり方が定着している感じを強く受けました。
完成した芝居として観ると、大変面白い部分が、戯曲だけを読むと、足りない点がかなりあるのではと感じました。
初めて、ゲストで参加された劇作家や演出家の方にとっても、たくさん発見があったように思う月1リーディング、来期も、5月から開催とのこと。
やっと、いろいろな面で定着して、今後の発展が益々楽しみになりました。
今日は、またキャストも演技派揃いで、楽しめました。
息子が大絶賛していた瓜生さん、やはり素敵な味のある役者さんでした。
てがみ座にご出演だった西田夏奈子さんのスターの追っかけも愉快でした。舞台では、大西玲子さんが熱演された役で、これも絶品演技でしたが、西田さん演じるこの役も、実際の舞台で観てみたくなりました。