月いちリーディング/11年3月 公演情報 日本劇作家協会「月いちリーディング/11年3月」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    実際観劇した戯曲なので
    今日は、初めて、実際自分が舞台で拝見したことのある戯曲が取り上げられたため、芝居で感じたことと、リーディングだけで聴いた場合と、これ程、感じ方に差があるのかと、驚く点が多く、自分にとっても、新たな発見が多い、月1リーディングとなりました。

    ゲスト劇作家の横内さんが、おっしゃったように、ヒロセさんは、大変演劇を愛していることがわかる作劇をされる方だと、私も全く同感でした。
    そこで、横内さんは、「最近、あんまり演劇好きじゃないんじゃない?って思う芝居が多くて…」とおっしゃってましたが、それも同感。

    ヒロセさんは、劇団を主宰し、ご自身で作・演されているので、ご本人も感じていらしたように、役の配分とかが、キャストに均等で、また戯曲に多くを盛り込まず、演出で補うというやり方が定着している感じを強く受けました。

    完成した芝居として観ると、大変面白い部分が、戯曲だけを読むと、足りない点がかなりあるのではと感じました。

    初めて、ゲストで参加された劇作家や演出家の方にとっても、たくさん発見があったように思う月1リーディング、来期も、5月から開催とのこと。

    やっと、いろいろな面で定着して、今後の発展が益々楽しみになりました。

    今日は、またキャストも演技派揃いで、楽しめました。
    息子が大絶賛していた瓜生さん、やはり素敵な味のある役者さんでした。
    てがみ座にご出演だった西田夏奈子さんのスターの追っかけも愉快でした。舞台では、大西玲子さんが熱演された役で、これも絶品演技でしたが、西田さん演じるこの役も、実際の舞台で観てみたくなりました。

    ネタバレBOX

    ヒロセさんが、論議の後の感想で、思わず、感極まって涙声になっていました。「(こういう場を設けてくれる)協会に感謝する」と言われて。

    それを聞いていた私も全く同感!!

    篠原さんと長谷さんの御尽力には頭が下がるばかりでした。

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    2011/03/06 04:02

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