満足度★★★
面白いのではあるが元々よくできた脚本だと思っている作品だが、今回は、メインの鬼2人に高田淳・大西小西を配したあたりが新しい。先日の『7人の息子』と同じく、リングのような四角い何もない舞台を四方から囲む形での客席で、初演・再演とは違った演出が必要だが、物語の流れはしっかりと押さえ、脚本の良さも活きてて、一定レベルの作品にはなっている。ただ、高田の鬼はちょっとソフト過ぎるかなぁ、という印象がなくもない。全体に劇団が歳を取ったことは隠せない気もする。
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2011/03/05 11:21
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