満足度★★★★★
おもしろかったあ
劇団HP(かなりおもしろい!劇場までの道案内の動画は秀逸!)の充実度から、かなり期待しての観劇!
天然工房の缶バッジも購入して・・・準備万端!
開演!
・・・10分後・・・
「ん?どうなの、これ!?」
・・・さらに10分後・・・
「これは、イケるっ!おもしろいぞ~っ!」
切れ味鋭いギャクはない(でも、ずっとニヤニヤ笑ってる)。
斬新な演出もない(安心して観ていられる)。
超抜の演技があるわけでもない(抜群にまとまってる)。
ラストは、最高のベタ!最高に気持ちイイ~!
終演後は「松田信行ひとり芝居(即興)」。
入場した時に、小さな紙が渡されるんだけど、そこに「(終演後のひとり芝居で)松田にしゃべらせたい一言を書いて!」みたいな一文が(ひとり舞台のシチュエーションは知らされていない)。
終演後、その紙を回収。舞台のアチラコチラにばら撒かれる。。。
ひとり舞台始まる。
僕が観たのは、結婚の許しをいただきに彼女の家に行く男の話(なんだと思う)。
芝居のところどころで紙を開き、観客が書いた「台詞」をはく。。。
これが・・・妙におもしろいっ!
ボクらはシチュエーションを知らされずに台詞を書いてるから、なんの脈絡もない一言もある。。。
でも、強引にもっていく松田さんに感動すらする。。。同情もする。。。
ボクらは、笑ってるばっかりじゃない。。。
「もし、自分が書いたのが読まれたら・・・読んで欲しいけど・・・シ~ンとなるのもツラい」という微妙な心境も楽しめる。。。
ボクが書いた一言・・・読まれました。。。
松田さんのボクと同年齢とは思えない貫禄ある姿を見て、自虐的な台詞を書いたんだけど・・・
・・・ウケた・・・よね?笑
それにしても脚本家の心臓の強さを認識したなぁ。。。
ボクの書いた台詞を語ってくれてから、観客の方々の反応があるまでの「せいぜい0.1秒くらい」が、どんなに長く感じたことか・・・
ホント芝居をつくるって・・・スゴイ作業なんだ。。。