事件に纏わるレポートの様でもあり。
初見。再演である事を抜いても脚本がしっかりしているなという印象。きっと本だけ読んでも作者の伝えたい事の大半が伝わってくるのでは。観た上では台詞書きというよりは場面書きな作家だなという印象もありつつ。
全然共感出来なくて着いて行けなくなる瞬間が多々あったんだけど、今回に関してはそれで良かったんだと思います。特に店長の台詞でそれを感じた。「実際の現場でもその発言ありそう」と思いながら、その発言には全く共感出来ないという。観てる自分は冷静だったから起きたギャップ。あいつがエモーショナルレイバーさんか、と。あ、勝手な見解です。別に『誰がエモーショナルレイバーなのか?』を巡る話ではないので、未見の方は誤解なき様。