満足度★★★★
Ver.7 もいつか観たい
8年前に Ver.5 を観て、5~6年前には戯曲も読んでいたものの、かなり記憶が薄れていて結末などは完全に忘れていたので新鮮な気持ちで観る。
結果、135分の長尺も苦にならないほどに楽しむ。
まず、最近(ってかここ数年?)と比べて笑える部分が多く、意外と言えば意外。
また終盤の衝撃の真実に一瞬、「じゃあアレは何なのさ?」と思うもののすぐに「あぁ、あっちも自分の死を受け入れることができずにいたのか」と納得。
このあたりが実に上手い。死を受け入れることができない2人の物語を併行して語っていたなんて騙し上手!(笑)
あと、「夢十夜(第一夜)」「浦島太郎」「クロノス・ジョウンターの伝説」などを勝手に連想したりして観るのもまた楽しからずや。
なおこの日、マチネ、ソワレの両方で「雨に降られた相手に傘をさしかける」「教室の席に白い菊の花を飾られる」状況が出てきてその偶然にビックリ!
2011/01/24 04:38
そして先日、箱庭コラァルさんの席ではどうも。あのときのお話で【観てきた!】の書き込みにコメントができるってことをお聞きしましたので、だいぶ遅くなりましたが、改めてお礼申し上げます。
おそらく8年前を知ってる方は少なくて、僕も含め今回の出演者のほとんども前回を知らずに参加しています。なので比較されるってことはあまり気になりませんでしたが、逆に「代表作と銘打たれた作品」に参加するっていう目には見えないプレッシャーはあったのかもしれません。・・・なんてことを終演した今になって思ってます。
Ver.7はまた8年後ですかね(笑)