もう一度、この手に 公演情報 シベリア少女鉄道「もう一度、この手に」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    シベ少であるということ。
    シベ少的なものを期待されながら、シベ少をやることは難しい。
    オムニバス最初の作品を改めて見てそう思ってしまう。

    が、妙な収まりの悪さを感じつつ、2・3作品と進んでいくと、
    いつのまにか鉄道は行く先とレールを失い、宙をさまよい始める。

    うーん、シベ少的な状況は、やはりシベ少を観ることでしか得られない。

    ネタバレBOX

    シベ少は、メタな視線が物を言うわけで、気づいて笑うまでが楽しい。
    今回は、“声”により、シベ少という状況を更に俯瞰して観てしまう、
    シベ少的ドキュメンタリーに変化するのだ。

    ネタの微妙さを隠すとか、気を逸らせることでよりネタが楽しめるとか、
    そんな穿った見方もできないではないが、この方法はお見事。
    2度とこの方法は使えないだろうからこそ、グッとくるものがある。

    でも、ちょっと長く、そして、最後の脱力感も凄い。

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    2011/01/11 22:42

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