メゾン・ド・ウィリアム 公演情報 劇団バッコスの祭「メゾン・ド・ウィリアム」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    主張は伝わる
    シアターグリーン BOX in BOX THEATERってホームページで見たとおり、
    やっぱりキレイだし客席の段の高さが見やすい。

    今回は1時間15分ということで舞台では短い方だったけど
    内容の重さとの兼ね合いもあって、ちょうどいい長さでした。

    ネタバレBOX

    話のメインはいじめに関する主張で、
    それは伝わってくるのだけど、ちょっとシェイクスピアとは関係なかったかな。
    役の名前の由来と行動の一部が似てるという印象。後付け感があるかも。

    主張自体は青臭いほど直球ストレート。

    いじめた人間は簡単な気持ちで人を追い詰めるけど
    反省したふりをすれば逃げられる。現実にはそいつらを殴ることはできない。
    一度いじめられた経験があったり
    いじめをとめようと思ったことがある人なら感じたことのあるこのイライラ感。
    それをこの舞台では思いっきり殴ってみせる。
    殴る、殴る。女であろうと殴る。
    バッコスの祭の脚本・演出の、そういうところは好感。
    ただのよくある「イジメやめよう系」の話に納まらないところと
    譲れない、こだわりのポイントへのエネルギーのかけかたが。

    でもちょっと今回はキャラが多く、散らかっちゃったかな。
    シェイクスピア縛りがないほうが役に幅をもたせることができたかもしれません。

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    2011/01/09 22:49

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