満足度★★★★★
すでにゲームに取り込まれている自分残虐な死の表現の中にも、人間が生きることに向かって、決して逃げ出さず立ち向かう勇気と闘志をうけとることができました。それは作品のあちらこちらに散りばめられた、等身大の人間の本音や叫びといったものが、あまりにもユーモラスに愛情をこめて描き込まれていたからだと感じました。生死をかけたゲームの参加者を見つめるアシスタントの女性の存在が、観劇後から現在に至っても身近に感じられるのは(今も背後に佇むのを感じている)すでに、このゲームの参加者に自分がなってしまってるからかもしれません。
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2011/01/06 13:16
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