満足度★★★
ケラさんにしては普通過ぎて、やや物足りない
女優陣の奮闘の目立つ公演でした。
同世代なのに、年々より魅力的になる高橋恵子さんの魅惑には、同性ながら、うっとり!
可愛く健気な妻のイヌコさん、ケラさんの奥様になって、益々魅力的なたまきさん、相変わらずの間での笑わせ方が絶妙の池谷さん、ともさかさんも、以前より素敵な女優さんに成長していて、この5人の女優さんの共演が饗宴の光を放っていました。
ただ、ストーリーの方は、小ネタや、台詞回し、独特の所作などで、瞬間的な笑いを取りはするものの、内容自体には、普段のケラさん流の毒も深みもなく、薄味で、わかりやすい反面、やや、噛みごたえに欠ける作品でした。
説明台詞に逃げてしまうことも多く、ちょっと、肩透かしを食った気もします。
音楽がやけに印象に残ると思っていたら、いつも主人が大絶賛している、斉藤ネコさんでした。
セットは、相変わらず、自分好みで、堪能させて頂きました。