空洞メディアクリエイター 公演情報 芝居流通センターデス電所「空洞メディアクリエイター」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    良い舞台でした。
    いろんなものが、とてもハイクオリティに詰め込まれている、そんな舞台でした。

    音楽は噂どおりめちゃかっこいいし、ダンスもアクションもすっごいかっこいいし、ユーモアも効いていておもしろいし。
    かと思えば、とんでもない残酷さで怖くって。
    かと思えば、じ~んとくる人の優しい思いやりもあり。

    見ごたえ抜群です。
    ぎゅうぎゅうな予定の中、急遽観にいくことにしてよかった!
    移転前最後の大阪公演、観ておいてよかったです。

    毎公演ごとに変わるアフターイベントもおもしろかったです。
    わたしが行った時は、舞台上で15分間でリアルに作曲しちゃおう企画でした。
    出来上がるのかどうか、ちょっとハラハラしましたが(笑)
    曲に歌詞までつけてその場でレコーディングまで無事終了。
    あんな短時間で作れちゃうもんなんですね~。すごい☆

    ネタバレBOX

    事前に読むことのできる内容と、実際の舞台の内容の相違に。
    確実に狙いだろうと思ったので、初めてネタバレBOX使います。

    チョコレート、地味にわざわざ買っていったのですが・・・。
    食べてるの冒頭のほんの一瞬だし、しかもそれがチョコレートだとは観客からはわからないし。
    だ~まされた~って感じですw
    空洞自体も特にお話の内容とは関係なく。
    デス電さん初めてでしたが、なんてトリッキーなんだ!と。
    そのトリッキーさが心地よくて、巧み。

    例えるなら、悪夢を見ているかのような、観終わった後の感覚を表現するならそんな感じでした。

    いろんなものが詰め込まれているのですが、その中で最も強く印象に残ったのは残虐性。
    そういうのが苦手なわたしなどは観ていて吐き気を覚えるほどに、迫真の残虐性でした。
    ふつうなら死ぬようなことをされているのに、次のシーンではごく普通にその場にいたりする違和感。
    あれはもちろん狙っての効果、それが夢の中にでもいるような不思議な感覚をうみました。

    恐怖に支配されたままで頭の切り替えができず、ふきだしてしまうような小ネタにも引きつり笑いになってしまったり。
    恐怖→かっこいい→恐怖→おもしろい→恐怖→楽しい。
    あっちこっち感情が引きずり回されてしまって、気持ちがなかなか戻ってこられない。
    帰り道、ちょっとふわふわした感覚で帰りました(笑)

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    2010/11/30 00:25

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  • なるほど、いつもとは違った感じだったのですね!
    こういう時思います。観劇とは、ほんとに一期一会だな~と。
    初見の劇団さんの公演で良い印象をもたなければ、他にせっかく良い公演をされていてもその人はもうその劇団さんの公演を観に劇場に足を運ばないかもしれない。
    だからこそ、いいものはいい!と、素人ながらも声をあげ続けたいですねやっぱり☆

    空洞は、まさしくそのまんまの穴じゃなく・・・もごもごもご(笑)

    2010/12/02 01:04

    私2回目とDVD1作を観劇ですが、今回のデス電は、とんがってました。
    空洞は、心の中かな?その空洞が暴力じゃなく優しさで埋まってほしい。
    好き嫌いは分かれると思いますが、このお芝居は私にとって心に残りました。

    2010/11/30 23:19

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