日本語、韓国語、中国語が飛び交う
3カ国合同公演。言語の違いをその手で乗り越えましたか。台本でも工夫してたし。笑えるネタもツッコみたいところもすし詰め状態で楽しめました。鯖子やゴロツキ(特に台湾の!?)や支配人の「ひろこ」さんのキャラなんか好きだなあ(中でも「ひろこ」さんの体のサイズと態度のサイズ(?)の反比例ぶりが光る!)。ただ、多言語の分、同じ事やるのにも時間がかかるじゃないですか。そのことの対策の意味でも、もう少し舞台装置があって、直感的に居場所が判断できたら良かったと思う(ちょっと舞台上が寂しいし)。韓国・台湾の役者と、日本の役者の絡む場面ではどうしてもタイミングを探っている感じのギクシャク感を感じるので、もっと馴れ馴れしい雰囲気が出ると良かった。ミケ、探偵の助手、支配人は喋りがいいからセリフ以外にも、もっとツッコミ入れたり、呟いたりすれば、潤滑油的な役割を果たすのでは、と辛い何かを食べながら思いました(またそれかい!)。