満足度★★★
山崎直子って誰????
前回の観劇から1週間も間を開けずに当日券で観劇。
帝劇では当日券限定で1階中通路に設けられる補助席は
健在ですが、2階B席ゾーンに存在した、立ち見(階段)席は、
いつの間にやら廃止されてしまってました。
(最後に利用したのは、初演モーツァルト!の時だった気が・・・)
今回久々に当日券を並んだら、2階B席最後列に、8席だけ
B席補助席なるものが登場していました。
リピーターには懐優しいB席プライスです。
今回は、3回目位になる、今井バルジャンと初見石川ジャベール。
全く、くせも毒もない今井バルジャンですが
今日は少し声の調子がよろしくないようで、高音を中心に
かすれがちでした。
そして石川ジャベール、お歌は上手なんですが、またセリフの
言い回しも、堂に入ったもので、安定しているのですが
いかんせん、あの容貌です。秋葉系なんですよねぇ。
オタクっぽいと言うか・・・。
なんだか病的な狂気を持ったジャベールのように見えて、話の本質がズレてしまったよう、まるでサイコ劇(--)。
入水シーンも、なんだかコミックチックに見えてしまうのは
いかがなものか。
今回の若手は、山崎・原田のフレッシュコンビ。
いいねぇ爽やかで純粋で希望に溢れる闘志が
まざまざと伝わってくる。
歌や芝居のテクニックやレベルも大事だけど、
こういう役柄に合った配役で望む姿勢も大事。
いくら熟練の技と言っても、今更、石川・岡の加齢臭漂いそうな
コンビに頼ったダメですよ。
そういえばエポニーヌの知念も、お母さんなんだよなぁ。
帝劇の2階最後列からでも、ほのかな母性、母の強さが
垣間見られ・・・。
母性という意味では、ファンテーヌ。
それこそ生活感や母性ある人が演じなきゃ行けないと
思うんだけど、岩崎宏美、マルシアはじめ
なんか家庭のある人はいないような。
それより、今日の配役は、山崎直子、
なんとも陰気臭い、アゴの長い女で、見ていて暗くなる。
確かにファンテーヌは病気で死ぬ役だけど
本気で結核みたいな表情の女優が舞台の上にいると
それだで気分悪くなる。
っていうか、山崎直子って誰????
アンサンブル上がりでもなさそうだし、他の作品で名前聞いたこと
ないし、クラシック上がりにしちゃ、
たいして歌も上手くない。際立つ個性は陰気臭さだけで平凡。
なんでこんな人が、かのレミゼのメインキャストにいるの?