清水宏の真夏の大作戦!!~やる気マンマン!日比谷ワンマン!~ 公演情報 演劇企画製作集団TWIN-BEAT「清水宏の真夏の大作戦!!~やる気マンマン!日比谷ワンマン!~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    熱い男!清水宏!
    池袋の小さな劇場で初めて「シンバルン漫談」なるものを
    見た時は、ポカンと口を開けて見てしまいました。
    その後も地道に活躍をされていているようだけど
    特に目立った個性やキャラがある訳でもなく
    挨拶代わりのネタがある訳でもなく、見た目も普通。
    なのに何か記憶には残っていた不思議さ。
    ・・・とまぁなんとなく情があって
    あと、先日、高円寺の場末の劇場、日曜日の昼下がりに
    本人自ら手配りでビラを配って宣伝する姿勢に
    哀愁を感じ、行って来ました、ロックの殿堂「日比谷野外音楽堂」。
    清水宏を見るより日比谷野音に行ってみたかったってのが
    本音。
    行った事がなかったんですよ、この野音。
    3000人位のキャパはあるのかなぁ。
    開放的でいいですねぇ、舞台の背後には都会の摩天楼が
    聳え立ち、
    フワーっとホタルが浮かんていたりする。
    夜風がそよそよ吹く中で
    埋まっていないから、リラックスした姿勢で見れました。
    ビール飲みながら、剣先つまんで、
    時々タバコも吸いに行きながら、まるで野球のナイター観戦
    しているみたいな気分で、
    とても居心地良い時間を過ごすことが出来ました。
    チケット代は2000円。
    フラっと寄れる、この設定が嬉しい。
    そう、こういう芸人さんの余興のようなものが
    最近、高尚のようなものと、勘違いされすぎる傾向が強い中
    こんな庶民的な演芸、見れる環境、うれしいですねぇ。
    姿勢を正して望む作品もあるんだろうけど、
    単純な娯楽として、
    見せてもらえると、本当に、職場の同僚なんかも誘って
    仕事帰りに気楽に寄れる。
    フラリと寄れるのは、やっぱ映画と同じ2000円程度までだよなぁ。
    メリルストリープやダスティンホフマンも出演する
    ニューヨーク、セントラルパーク内にある
    野外円形劇場で、毎年の夏に、無料だったかな?
    演劇フェスティバルみたいなのが行われています。
    「誰でも気軽に楽しんで、途中の出入りも全然OK!」って
    自信と余裕のような懐で
    芝居を打ってくれて、演劇への間口を広めてくれてます。
    日本の演劇人、文化人も
    海外の演劇人の受けているメリット(待遇、環境)ばかりを
    強調して権利ばかり主張せず
    こういう、芝居の楽しみを広げる義務も
    遂行してほしいですよね。
    特に、国から補助が出ている、補助を受けた団体や劇団は!!!
    そうそう国費で留学とか、させてもらった作家や演出家も!!!

    ネタバレBOX

    シンバルン漫談が、5分もなくって
    ちょっと残念。
    10年ぶりくらいに清水宏のライブを見たから
    彼の持ちキャラ?持ちネタ?を知らないんで
    ちょっと、設定がわからないネタとかされて
    前のほうにいるコアなファンだけが笑うようなネタは
    正直取り残された感があったりする。
    こういう大きな会場でライブする時って
    歌手でも、「アルバムの中の隠れた名曲」よりも
    「耳なじみしているシングル曲」を多く選んで展開するのと
    同様、濃い口なマニアックなギャグは外して
    薄口になっても万人受けするネタでやって欲しい。
    ま、わかんない時は、タバコ吸いに出てればいいんだけどね。

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    2007/08/09 10:54

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