満足度★★★★★
最後は涙涙・・・戦争中の本来暗い物語に、地域劇団の物語をエピソードに加えて明るいタッチで描いたのが成功している。お陰でラストは涙涙だ。中心的な役者が上手いのはどこの劇団でもだが、今回、脇を固める役者が非常に良かった。食堂の娘を演じた雨宮真梨の明るさとその裏にある影に感動。劇団の脚本家を演じた稲垣佳奈美もいつも明るくて素敵だった。新聞記者役の金子優子、海軍少佐役の石井雄一郎、大学教授役の田仲晶らが特に魅力的だった。この劇団、毎回観ているがどんどん作品の完成度が高くなっている。今回の作品、私は今までの中で一番好きだ。
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2010/10/03 22:38
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