Empty Kingdom 公演情報 Island「Empty Kingdom」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    王国にも
    愛も友情も、もちろん、あるけど。。。立場が違えば、当然、行動も違ってしまい、喜びや苦しみも、それぞれ違ってしまう。だけど、思いは一緒で、空っぽじゃなくて、良かったです。スピード感溢れる舞台で、見せてくれました。


    ネタバレBOX

    王国第一皇女ミラ(菅野睦子)は、姫将軍と呼ばれるほど、他国との戦いで、戦績を上げていたが、その代償として、平民達の生活は、不満だらけで、王族への反感で一杯であった。ミラも、戦い無くして、民の幸せを願っているのだが、ミラの叔母である、亡き父王の姉フェンデリア(今泉直)が、王として君臨しており、逆らえない。ミラの母である前皇后マリアンヌ(石井麻衣子)が、心を病んでいるので、王族の地位を捨てることもできず、苦しむミラがいた。この母と叔母は、全然違うタイプの狂気を、二人の名優が、見せてくれる。

    ミラの幼馴染カーティス(沼田雄樹)は、ユリーナ(津金由紀)との平凡な幸せを求めて、城を出て、街で暮らしている。親友であるデイロン(山本尚寛)やホッブス(石川 毅)が、反乱を企てようとしているのを知り、「ミラが国王に、なったら、絶対良い国に、してくれる。」と止める。その時まで待てないと、反乱する為の平民達の集会が始まる時に、ガク(飯田翔威)の裏切りに、よって、ミラ達王族に抑えられ、仲間を囚われてしまう。ミラに不信感を抱くのだが、仲間を助けだせるよう、ミラからヒントを与えられが、それを機に、大規模な反乱になってしまう。なんとか、ミラを助けたいカーティスは奔走するのだが、やっと会えた時には、瀕死のミラ・・・介錯を懇願され、泣く泣くカーティスは・・・悲しすぎるけど、最期まで信じあえる素晴らしい物語でした。辛すぎるミラでしたが、街では恋も友情も輝き始める様を、役者さん達が素敵に演じて下さり、カーティスとユリーナには、新しい命が!

    衣装も髪形も、雰囲気が、とても良く、でていました。今時カジュアルを、茶系グラデーションで、まとめ、平民達のキャラも空気感も表現できていて、センスの良さを、感じました。叔母のマント風のも、戦いのシーンでも映えて、良かったです。

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    2010/10/03 01:02

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  • 今泉直様
    コメント頂いたのに、返信遅くなり、すみません。
    今泉さんの作風は、私の好きなタイプ(欲を言うと、もっと、
    ミラの笑顔が見たかったんですが・・・)なので、
    次回作も、楽しみにしてます。
    味覚の秋、食欲の秋、たっぷり秋を楽しんで、
    又、素敵な作品をお願いします。

    2010/10/15 21:57

    ゆき様
    コメントありがとうございました。返信遅くなり、すみません。
    なんでも、中身が一番大切ですが、特に、舞台という場所においては、衣装を含め、セットや小道具等、色が与える印象は、とても大事だと、思ってますので、今時カジュアルを、中世風に、みせて下さるセンスの良さは、こちらとしても、嬉しく大満足です。次回作も楽しみに、してます!

    2010/10/15 21:36

    ありがとうございました!
    丁寧な感想を頂けて、とても嬉しいです。
    内容を細やかにご覧いただけて、書き手として本当に嬉しく思います。
    ラストシーンの新しい命に心を留めて頂けたのが、なんとも喜ばしく。
    衣装等も含め、お褒めの言葉に慢心せず、これからも精進していきたいと思います。

    コメントありがとうございました。
    頑張っていきますので、これからもIslandをよろしくお願い致します!

    2010/10/09 01:21

    ご来場、ご観劇ありがとうございました。
    そして、こまやかなご感想ありがとうございます。
    衣装もお褒め頂き、嬉しい限りですっ。

    空っぽな国の中で、
    空っぽではない思いが巡る。
    そんな風に観ていただけたならば、とてもありがたいことです。
    とても高い満足度を頂き、
    大変恐縮ながらも、とても嬉しい気持ちでおります。

    観てきたコメントありがとうございました!
    これを励みに、これからも精進していきますので、
    なにとぞよろしくお願いいたします。

    2010/10/08 14:55

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