期待度♪♪♪♪♪
海外戯曲上演の当り率は高い、という認識は合ってると思うが商業路線の(値の張る)公演率もそれなりに。だが他に替え難い時間の余韻に浸って劇場を後にした事も幾度となく。。体系的に把握したがりな自分でも、摘み食いしか出来ない。一期一会。
アイルランド演劇には関心が大きいが果して国で括れるもの哉。勿論国柄や歴史とそこに生きた人を知れる。しかし、現代劇の秀作は国情を超えて至近距離に迫って来るものあり。さて「リンス・リピート」なる作品は如何・・
という興味も勿論だが、本作に視線がフォーカスしたのは5人の少数舞台である事(濃密なドラマに相違ない)と、そこに松尾貴史の名があった事。二兎社「鷗外の怪談」の鴎外役が小気味良かった。寺島しのぶとのコンビか。そう言えば稲葉賀恵の演出も(大型舞台は未見なので)観てみたい。