満足度★★★★
本谷的「0」の発見?さすが大和屋というか板東三津五郎の「静」の演技が生きて、本谷脚本に描かれた精神的虚数というか「0」の概念のようなものが見事に具現化されていました。倉持演出で登場人物の性格がくっきりと見えた分、本谷の描く「0」が明確になっていて思わずひと膝乗り出しました。本谷さんはこの作品でなにげに新しい武器を手に入れたような感じがします。
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2007/08/08 11:39
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