実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/04/07 (月) 12:00
劇研アトリエで涙ぐんだのは初めてではないかと思う。
今日のアフタートークのはぎわら水雨子との主宰/作/演出 小島淳之介さんのやり取りに同氏の作品への取り組み方の真摯さが滲み出ていて感心しきり。
作品は年代的に判ったのが島倉千代子と久保田早紀(あれは本人ではないと思うが)と他少し。マンガや平成以降の曲、芸能のことはわかっていなく、金田ネタは知識として知っている程度。そして演劇を観出したのはたった 10年前。パロディがパロディと判らないもどかしさ。皆さんが受けているのを聞いてそうかこれがネタなんだなと 笑
オープニングのクロージングの舞踏の小気味良さ!
皆さんの役ごとの色彩が冴えていてその演技に引き込まれ、渾身のバカバカさの真剣勝負を楽しませてもらった。
涙したのは山に登るシーン。いきなり、でもなくて、茶漬けで、あれ?家を出て行くのかなと思っていたら、おんぶで、おお、そう来たのか!でした。
オタク役の方の演技が巧みなのだけど、最後の舞踏の時にもその役柄を反映させていたのには驚いた。