実演鑑賞
満足度★★★★★
今年も新国立オペラ研修所のオペラを鑑賞
研修生と言っても既にあちこちの舞台に立ってたりするわけで、昨年のサマー・リサイタルや秋の午後の音楽会で実力のほどは分かっていたのだが、いやー、ここまで凄いとは思わなかった
まあ近年は「領事」とか「カルメル修道女の対話」といったマイナーなものを聴いていたので、正直正当な評価ができずにいたが、今回は王道のフィガロ
キャスト全員素晴らしい歌唱であった
強いてMIPを決めれば、第一声から「来たー!」という感じだった伯爵夫人の大竹さんか
もちろんスザンナの野口さんや伯爵の松浦くん(午後の音楽会の投稿でも褒めたな、少なくとも前半は賛助のタイトルロールより目立っていた)、ケルビーノの後藤さんも見事だった
マルチェッリーナの牧羽さんやバルバリーナの谷さんは少ないアリアで十分存在感を示していた
花娘のふたり、有吉さんと島袋さんは実に愛らしかった
そして皆歌唱だけでなく表情が素晴らしかった
島袋さんなど花娘の時だけでなく、背後に登場する時もしっかり表情を作っていた
終演後演出のエドワーズさんと話せたのだが、さび付いた英語でそのあたりが上手く伝えられずもどかしかった
セットは比較的簡素だが十分という感じで、周り舞台と紗幕(カーテン状)が上手く使われていた