第10回東京学生演劇祭 公演情報 東京学生演劇祭実行委員会「第10回東京学生演劇祭」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    Aブロック観ました。

    毎年どれかは見てます。

    はねるつみき、あらすじとは裏腹に割と深刻な話だった。ただ、舞台上では笑いの要素が強すぎて、台本を読んでみないと分からないかも。

    明日まで台本公開中だった。

    いそいで読んでみてほしいです。あらすじだけだと世の中の深刻な病を表現したっぽいのが、全く分からないかも。

    以降ネタバレで。

    ネタバレBOX

    感受性の強い人が障碍者で搾取され騙され、健常者のほうが変態で頭おかしいっぽい、と言うメインらしき登場人物ふたりの設定は、実感として非常によくわかる。

    例えば知り合いのおばさんがどこかの役所に、障碍者を職員皆でいじめて隠ぺいしている、あなた方は区民の恥だ、と投書したが、調査もしないで破いて捨てて皆で笑っていた(←知り合いの地元の議員の人から聞いた)

    市民の人たちは調査もしないで投書を捨てて隠ぺいだろと言って騒いでいたが、役所のほうは、私たちはなにも隠さないと言っていたらしい…。

    公務員ですらこんなに欠損して頭おかしいのだから、世の中の荒みようたるや、計り知れない。

    健常者のほうが欠損している、と言うのは、リアルにそうだと毎日実感する。嘘ついてナンボというか…役所が捜査されてんのに障碍者が捜査されてるとか言ったりして、わけ分からないのもあったよ…。障碍者なら何しても良いと思ってるみたいだよ。

    障碍者が活躍できるようにとか言うとひいきみたく言われるけど、実際障碍者だったら弱いからなんでもやりたい放題とか考えるのは公務員ですらたくさんいるから、この物語を見てると本当に怖くなる。

    障碍者にとっては基本役所の公務員ですら全く信用できない、と言うか本当に地元の議員くらいしか頼る人が居ないというのが非情な現実なので、この物語のように結果良い人だっただけで変態に障碍者であることを言うのは、かなり危険、なのだけど、この物語の凄いところは、そのあたりの少し眠気を誘いまくる(実際意識を失いかけた)あとで急になんかぶっ飛んだ幽霊が出現するところにある。

    もしここで幽霊が出なかったらなんか…なんとか党とかなんとか党とかかな、とか思いそう。自分は記憶力だけはめちゃくちゃ良いので、北朝鮮に拉致されたらこの物語のチャイナさんならたぶん無傷だろうけど、自分は薬漬けにされて馬鹿にされて帰ってきそう…(苦笑

    続く

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    2025/02/23 20:28

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