満足度★★
ある女性の人生老人ホームで生活する80歳になる女性が人生を回想する話で、それぞれの時代に出てくる言葉や物が色々とリンクしている巧みな脚本でした。各年代で思うように行かず悩む姿に共感が持てました。主役の鈴木智香子さんが中学生から老人までを過度なデフォルメをすることもなく自然に演じていたのがとても印象的でした。キャスト全員でのパラパラ風ダンスや出オチ的な笑いを用いたポップな感じの演出は脚本と方向性が合っていないと思いました。舞台美術ももっと落ち着いた感じの方が最後のシーンが活きたのではないでしょうか。
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2010/09/23 23:46
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