満足度★★★★★
星のホールを使い切った。いつものコマツ企画とひと味違い、しっかりとしたストーリーのある物語。哀しい男と哀しい女たちの人間喜劇。昭和の有名な事件を題材にしながら、描いているのは小松ワールド。さまざまなひねりを入れながら、人間の面白さと愚かさ、哀しさを描いている。役者では川島潤哉の上手さは当然として、クラブのママを演じた柿丸美智恵が抜群に魅力的だった。自殺女を演じた近藤美月は近藤美月にしか出来ない演技を確立している。あの存在感は恐ろしいほどだ。小松美睦瑠が星のホールの広い舞台を見事に使い切った。
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2010/09/15 00:58
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