お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
太鼓たたいて笛ふいて
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
こまつ座「
太鼓たたいて笛ふいて
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
住み込みの女(536)
実演鑑賞
満足度
★★★★
ネタバレ
ネタバレBOX
こまつ座『太鼓をたたいて笛ふいて』を観劇。
売れっ子作家・林芙美子に原稿の催促に来ている編集者。
沢山の依頼を抱え、遅々として進まないと知りながらも、新たにラジオ界への進出を提案するのだ。
そんな最中、戦争が始まり編集者は内閣情報部員として彼女を戦地に赴かせ、戦争を高揚させる文章を書かせるが、戦地での酷い出来事を目撃する度に、日本という国に疑問を呈するのであった…。
林芙美子の人生を眺めながら、日本が行った戦争について疑問を投げかけている内容だ。
井上ひさし作品はどれもそうだが、市井の人たちからの目線で描かれて、登場人物たちと一緒に疑問を感じ、同じ様な考えに至るという流れになっている。
知られざる林芙美子の内面と生き様に共感し、力がみなぎり、涙腺が緩み、「満足した」と思えども、観劇後には一瞬立ち止まり、描かれているテーマを改めて反芻してしまうのが井上ひさしの底力なのだ。
野田秀樹や平田オリザの描き方とは異なり、演劇的興奮や刺激はないが、テーマを直接的に客席に投げかけられると、逃げられなくなってしまうのだ。
林芙美子を演じた『大竹しのぶ』は勿論だが、林キク(母親)を演じた劇団☆新感線の『高田聖子』の芸の幅の広さには驚きしかない。
『近藤公園」も抜群だ。
『井上ひさし』の戯曲のみ公演する『こまつ座』だが、一度ぐらいは観ることを勧める。
0
2024/11/24 21:32
0
0
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード