満足度★★★
彼女のかかえる想いとは。私たちが知識として認知している戦争とはいかなるものであるのか。ということについて、真摯的に取り組んだ作品であった。登場人物のそれぞれの視点から夢、現実、記憶が交錯するストーリーの着想は小劇場で上演されていてもおかしくないとすらおもわれるほど、非常によく練られたものだった。若干、詰め込み過ぎてしまったかな、と感じる箇所もあったので、もう少しタイトに演出することを心がけると同じ作品でももっと洗練されていくのではないかとおもう。
ネタバレBOX
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2010/09/01 05:32
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