実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/17 (水) 18:30
価格8,500円
7/17ソワレのモンテカルロイリュージョン。
客席は60〜70代の往年のつかファンと多和田鳥越の2.5次元系とおぼしき20代くらいの女性客が半々。
阿部寛のモンカルは衝撃的だった。
三浦洋一の部長刑事は見たことないけれど、
風間杜夫の部長刑事は狂気と色気に鳥肌がたった。
さて、タワちゃんは…、
結論から言うと、阿部寛以上。
今後もモンカルはタワちゃんでいいんじゃないか?
芝居うまいし、それ以上に歌がうまい。
ただ、男臭い阿部寛がオカマを演じることでの衝撃が、タワちゃんの場合ほとんどない。
真っ赤なドレスも似合うんだもの、普通にキレイなんだもの(笑)。
あと…つかさんの勢いだけで整合性のない(普通に考えればツッコミどころ満載な展開とかね!)、だけど整合性のないことすら些末なことにしか思えなくなる圧倒的な台詞量って、つか芝居に慣れてないひとたちにどう映るんだろうと心配になった。
つかさんの台詞って相変わらず下衆だよなーと懐かしく感じつつの2時間弱。
水野役の女優は、芝居は悪くないけど、とにかく音痴。ひどすぎる。速水役の役者も鳥越も正直歌は…。
大山はどうしてもカトケンのマイ・ウェイの印象が有るだけに、もう少し歌のうまい役者を選んで欲しかった。文ストの太宰、敦ペアの集客を期待したとしても!
昭和歌謡は、つか世代には刺さりますね。恋するカレンとかイントロからズルすぎる(笑)
ただ、つかさんなら尾崎じゃなくて長渕剛をブチ込んでくるはずだけど。
演出は…、つかさんならたぶんこうする、を遵守している感じ。懐かしいけれど、新しさも欲しかった。
とはいえ、カーテンコールはスタンディングオベーション。鳴り止まない拍手。つか芝居はこうでなくてはね。