【延期公演開催】エアスイミング 公演情報 演劇企画イロトリドリノハナ「【延期公演開催】エアスイミング」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    これは演じる側からするとかなり刺激的な戯曲なんだろう。最近、上演が多いのも納得というか。
    先日、G・W・パブストが1929年に撮ったドイツの無声映画『淪落の女の日記』を観たが、父の助手に誘惑されて妊娠した薬局の娘がヒロイン。親族会議の結果、無理矢理子供と引き離されて感化院に入れられるが、そこは虐待に近いことが行われている場所だったというもの。映画は仲間と感化院を脱走してからの展開の方が長いから、この舞台と内容は異なるけれど、男側の倫理規範が女性に押し付けられる社会を描いていて、結構重なるシーンがあるなあと思いながら観てました。

    ネタバレBOX

    ドリス・デイの名や曲が度々出てきて、この人が活躍するのは40年代に入ってからなのにとか、この曲は○○年だよなあとか、つい余計なことを考えてしまい、一幕は少々戸惑いつつ観ていたというのが正直なところ。その辺は二幕に入ってからの展開でようやく腑に落ちたのですが。

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    2024/07/06 21:06

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  • ベンジャミン2号様、ご観劇、そして観てきたコメントありがとうございます!
    ドリス・デイ問題に関しては、私も一番の悩みどころでした。
    「劇中のシーンと時代が合わないのでは?」とお客様の思考の邪魔になってしまうのでは?と。
    私なりの解釈はありましたが、それをどのように表現すべきだったのか?
    もっといい工夫があったのではないか、と今でも考えてしまいます。
    パブストの無声映画、ぜひ拝見してみたいです。
    男性の倫理観が押し付けられる社会。
    いろいろと考えさせられますね。
    ありがとうございました!
    今後ともがんばりますので、よろしくお願い申し上げます!


    2024/07/15 21:57

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