満足度★★★★
新しい形のプレビュー公演?
機会がなくって、これまで足を運ぶ事のなかった
カムカムミニキーナ、
結構有名な劇団なのに、不思議なことに近所の明石スタジオで
なにやら公演を打っているので足を運びました。
秋に、「軍団」ってタイトルでアプルで公演するようです、
これが本公演って事なんでしょうか?トレビアの司会の人も
出演するようですし、ポスターも派手目。
チラシの様子からしても、大筋は似たような内容なんでしょうか。
ひょっとしてこれは、新しい形のプレビュー公演?
無名の劇団員が、しっかりとした?戯曲を基に
こういった小さな劇場で気軽に寄れるチケット代金で
公演を打つ、とても良い形、良い姿勢と思います。
演技が上手かろうが下手だろうが、生で芝居を見る醍醐味は
十分味わえますし、迫力も感じられます。
退屈知らずの約2時間、これは改めて、とても良い企画と思う。
2500円のチケット代金でキャパ100人弱。
いい距離感で、楽しめます。
出ている出演者は、結構いい年(30歳以上?)かと
思えたけど
客席は、驚くほど若い。
殆ど大学生くらい、20才前後の若者じゃないかな。
手売りチケットの付き合いで足を運ばせるような公演でも
なかろうし、チケット代の折り合いがつけば
きっと演劇を楽しみたい人は、沢山いるんだなぁと
実感しました。
つかこうへい作品を北区つかこうへい劇団が
以前から、手軽な料金で公演を打っていますが
人気作家の作品って、あまり小劇場、小劇団が
上演する機会は少ないですよね。
シェークスピアや古典劇じゃないけど
良い戯曲は、もったいぶらずに、どんどん身近に見れるよう
間口を広げて欲しいですね。