実演鑑賞
満足度★★★★★
Team B 千秋楽を観劇
謎に包まれたカリスマアーティストの謎の死
容疑者は熱狂的なファンの女
というシチュエーションであれば「その現場を舞台にした方が面白そう!」というのが普通の発想だけれど、舞台上に集まっているのは裁判官と裁判員制度で選ばれた素人(民間)の人達
つまりは審議の場、殺人現場で何が起こったのかを皆で推測し合い、最終的には(その場にはいない)被告人に対して判決を下すわけで、これが実際の現場のシーンよりも100倍面白い!
シリアスな殺人事件も、まずはこの裁判員たちの手にかかると庶民感覚満載になってしまうのだからめっちゃ可笑しい
裁判官の仕切りもあって、渋々ディスカッションを始める裁判員たちではあるが、だんだんとそれぞれの考え方というか個性が浮き出し始め、お互い衝突と共感を重ねながら事件の真相に近づいていってしまうという
謎解きとコメディーが絶妙に入り混じった面白さがもうたまりません
名作「十二人の怒れる男」がモチーフになっているのは明らかとしても、事件の特殊性と意外性、審議を制御しようとする3人の裁判官の存在、何より日本人の感性にピッタリ合った個性が絡まり合う面白味など エンターテイメント性が増し増しになっているので「断然こっちの方が好き!」という人はきっと多いに違いない
2024/07/03 20:33
2024/06/30 06:56
あ、ホントだbadついてますね(笑)
丁寧なご報告を頂き何だかほのぼのしました
ホントにホントにに楽しめる公演でした
こちらこそありがとうございました!!