実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/18 (木) 18:00
初見のユニット。演劇を続けることの苦しさと楽しさ、ということか。(前説3分)75分(16分休み)74分。
とある学生上がりの男4人と女1人の劇団。辞めるという劇団員が出るが、…の物語。いくつかの「演劇は○○に勝てない」というタイトルで章立てするのだが、演劇を続けることへの若い世代の感触を綴っていると思う。苦しさもあるが、楽しさもある、という感じかと。劇団が演劇の芝居をすると自己肯定的になるという傾向があるのだが、ややそれは見られるものの嫌な感じではない。ただし長い。思いの丈をひたすら綴ったということだろうか。桐朋の卒業生の劇団だそうだが、登場人物全てが若い。「メタ演劇」という評もあったが、メタとは思わない。