実演鑑賞
満足度★★★★
HUSチーム千秋楽を観劇
入場時にジャスミン茶(ペットボトル)を頂き、いざ会場へ
すごく丁寧に作り込まれたクラッシックなセットにまずは驚き
そして舞台がめっちゃ近い!
座席から舞台までの距離、推定40cm
案の定、凄い臨場感でした
一度、シス・カンパニー主催 鉄板プロ仕様の同作品を観ていますが、やはり会場の配置を大幅に変えてまで舞台と客席を接近させていたので、この演目と目前の臨場感は相性が良いのでしょう
3人の子宝に恵まれ、夫は銀行の頭取に昇進
更にその夫には「可愛い小鳥ちゃん」と溺愛され、まさに幸せ絶頂なはずのノーラ
それなのにどこか漂う不穏な空気はどうやって創り出しているのだろう
やがて不穏な空気は本物の窮地となってノーラに降りかかってきて・・・
どの役者さんも健闘されていましたが、特にノーラ役はジリジリ追い詰められていく心情表現を時間をかけてじっくりと、そして最大の見せ場がラストに控えているので相当な重圧だったはず、見事に演じ切られた勇姿に好感
若い役者さん達で構成されているため各役柄に課せられた重厚さまでは仕方ないにしても、原作が持つ意味を深く追求、真摯に演じようとする姿勢には並々ならぬ覚悟と熱量を感じました
観る側もこれに負けじとガッツリ向き合う気合いが必要だったかと、いやマジで