婦人口論 公演情報 財団、江本純子「婦人口論」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    テーマは"痴漢"!馬渕英俚可・初音映莉子競演!毒あり下ネタありの婦人達の"口論"
    江本純子さんのひとり劇団第3弾。
    馬渕英俚可さん・初音映莉子さん目当てで観劇。

    「目が見えない人」の体験施設を訪れた一行と、盲目の
    インストラクターの、ほんの小さなアトラクション内の旅。
    真っ暗なはずが、ふとしたはずみで照明がついてしまう。
    そこにあったのは、橋や電車の座席と吊革、砂場、トイレの
    便座など、暗闇で経験するはずの障害物の数々。
    ネタが事前にばれてしまって興ざめの一行だが、
    目が不自由なインストラクターだけは、それに気づかずに、
    真っ暗闇でのツアーを続けようとするが…。

    江本さんならでは、毛皮族のような、下ネタや毒を含んだ、
    なかなか他では見れないようなシチュエーションと演技。
    これを演じるのは…(やはり女優さん中心で)
    主演は馬渕英俚可さん。
    一番常識的な一般人OLの役。
    今回は今までで一番普通で、本人に近い役柄かもしれません。
    初音映莉子さんは高飛車で口が減らない後輩OL。
    澤田育子さんはあまり背景が見えない役。
    さすがに堂々としてます。
    野村恵里さんは、ベッキーをすらっと美人にしたような容姿。
    いずれもほかでは絶対見れない(澤田さんはみれるか)
    格好やせりふに、多少は、引きそうになりながらも
    独特の語り口を楽しみました。

    この組み合わせも珍しく、しかも小劇場の目の前で見れる。

    なんか、やっぱり駅前劇場でやりそうなエグイ話。
    障がいのある人にも当然、悪い人も変な人もいるよ、と?

    女優さんたちの演技を楽しみたいと思っているうちに、
    バタバタとあっという間の2時間弱でした。

    千秋楽だから?かカーテンコールに出てきた着物姿の
    江本純子さんは、舞台上の風車をその場で手にとって
    「今日のキャラは水子です」みたいなことを言ってました。
    やっぱり変な方です。

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    2010/07/29 22:57

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