楽しみを見つける。
この作品は作品全体を通して観て「ああ、このシーンがここの伏線になっていて・・・」というものではない。事が起こるその瞬間瞬間を楽しむ作品だ。物語にはいくらでも観客に想像の余地があり、考えようと思えば繋がりを想像できる。考えようと思わなければ、それはそれで別の楽しみ方をすればいい。
美味しいランチ(お菓子)でお腹を満たし、特製のカクテルでほろ酔い、こぢんまりとした空間で、幸せな気分に浸る。こういう場で、作者の意図を理解しようと努めるなんて律儀なことはしないべきだ。むしろ観ている人自身の勝手な解釈で、楽しみを見つける。それでいい。
僕はとても楽しかった。