実演鑑賞
満足度★★★★
期待を裏切らない王道の人情時代劇
明治座の敷居を低くしたようなというか、むしろもっと親近感ある雰囲気
なのでひとりで観に行っても良いし、夫婦や友人と一緒に、ご近所さん同志など、大人達の娯楽として好ましい公演だったと思います
何かと訳ありな人が集まってくる界隈
木材問屋の女将おせん、それぞれに事情を抱えた3人の夜鷹、茶屋の娘など、女性達が軸になった物語
喜怒哀楽、色んな表情を見せてもらいました
どうか皆の生活が無遠慮に荒らされず、平穏に暮らせますように・・・願いはひとつ これが人情時代劇の醍醐味
主人公おせん役の風祭ゆきさんは酸いも甘いも噛み分けた貫禄と気品があって、もと花魁という人物像にピッタリ