『BOYS BE...』演劇という蛮勇まさに「やりやがった…!」という印象のコメディユニット磯川家『スウィートガールズと僕』。舞台上でBOYS BE...的世界観を実現させるという豪胆さ。そしてそれを可能にするのは、コメディの文法…というより、役者個人のいわゆる“面白さ”。舞台上であの甘ったるすぎる世界観を実現する暴挙に苦笑し、そしてときおり役者のコメディ力に素直に爆笑するうちに、本気でその激甘空間に萌え、いや悶えていくという不思議な体験。下手なファンタジーや下手な不条理ものより、よっぽど異世界を見せてくれる演劇体験でした。
ネタバレBOX
0
2010/07/18 02:19
このページのQRコードです。
拡大