実演鑑賞
満足度★★★
少し前の時代、普通に団地に多くの人が暮らしてた頃の世界観って感じ
なんとなくセピア色って感じの色が頭に浮かぶ様な世界観やったりするんですよね
そこで繰り広げられる非日常なんやけど、ある意味では日常って感じの物語なのかもしれない
そのあたりの境界線がわからなくなる、そんな印象の作品なのかもしれない
非日常ってなんだろう?ってなる
ある夫婦が暮らしてる部屋
近所からも美人って言われてる感じの妻とどこか面白みのない感じの優しさはあったかな?って夫
そんなふたりのたわいのない会話からからこの物語は始まっていく
妻はミシンを使っての内職、このあたりも団地が全盛やった頃の香りがしたりするかも
そして一転する状況
ほんとのこの物語の始まりはそこからって感じではあるんですけどね
まあその前があるからこそのここからではあるのは当然ではありますが
かなり切なくて儚くて、そして幸せがないんだけど、いつのまにか引き込まれてる
そんな印象の物語やったりするんです
独特な空気感を作られるなって印象なのがあゆみさん
かなり複雑な気持ちを素敵に演じられてた印象なんですよね
水木たねさんの謎めいた感じの雰囲気もやはり良かったりしたんですよね
どこか知的なんだけど不思議な雰囲気って感じやったかも
そしておふたりとも色っぽかったかな