期待度♪♪♪♪♪
仇討ちされた側から見た「忠臣蔵もの」をその舞台となった吉良屋敷(これまで何度行ったことだろう)に近いシアターXで上演するという企画に心打たれる。昨年もこまつ座で、隠し部屋に潜む吉良上野介とその御付きの人びとを描いた井上ひさしの「イヌの仇討」を観たが、今回の「吉良屋敷」ではどういう描き方がなされるのだろう。能楽堂での三島の「サド侯爵夫人」や、幅広い出演者を集めて浅草で十年にわたって「全段通し仮名手本忠臣蔵」を上演してきた篠本賢一の上演台本・演出だけに、期待が大きい。
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2023/09/02 09:26
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