実演鑑賞
満足度★★★★★
「鹿版 The Wizard of OZ」を観劇
どちらかと言えば先日拝見した「銀河鉄道の夜」の方が好きだと思ったけれど、これは個人的な好み
肉と魚のどっちが好きかと同じ、素材(原作)が全く違うのだから
コメディータッチが好きな人ならこっちかも
どちらにしてもガッツリ鹿殺しワールドなのは間違いない
それにしても案山子にブリキにライオン、魔女とかどうやって区別するのだろう?は、象徴的なアイテムを頭に被ったり股間に貼ったりなどして解決
その結果のドロシーの姿はちょっと衝撃的
とにかく男性陣、裸(ショルダーパッズスタイル)はシッカリ死守しておりました(笑)
タイトルにもある「この身ひとつで」というのはまさしくその通りで
生身の躰が集結し 演じ、歌い、踊り、猥雑な熱さが芸術となって昇華していく
泥臭く下積みから培ってきた世界観だからこその美は綺麗という範疇には収まらず、やっぱりひと味もふた味も違います