満足度★★★
みた舞台の面白みのひとつは、限られた場所を切り取って、それゆえ見えない場所を想像する、させずにはおかない仕掛けにあるのだと思うのだけど、この舞台はいろいろなものを見せすぎていて、派手に装置使って高いカネ取ってまで舞台でやる意味あるのって考えさせられる。物語の筋はタイトルから想像したとおり。想像できてもなお面白い物語はあるけど、これはその中に含められなかった。ところどころ、説教めいたせりふがあって、そういうのが持ち味の作家ならそれもいいけど、「愛の渦」の後ではなんか萎える。セックスしたい。
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2010/05/29 09:02
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