期待度♪♪♪♪♪
つい先日、紀伊國屋サザンシアターで民藝の「カストリ・エレジー」を観た時に、折り込みチラシでこの公演のことを知った。
「或る女」は国木田独歩の最初の妻であり当時としては奔放な人生を送った佐々城信子をモデルに有島武郎が書いた小説だが、私が最初に知ったのは前回の東京五輪が開催された1964年にテレビで放送されていた昼間の連続ドラマで、しめぎしがこと安部徹との激しいラブシーンが今も頭にこびりついている(このドラマ、今にして思えば増村保造が脚本を担当し、三津田健なども出演した本格的なものだった)。
鐘下辰男がこの作品をどう舞台で観せてくれるのか、期待が大きい。