満足度★★★
いつものことながら可笑しい
地球の陸地の多くが水没した未来、人々は定期的に訪れて略奪する女海賊たちに怯えており…な物語。
が、海賊を追い払うために侍やガンマンを雇う(笑)なんて方向ではなく、毎度ながらのナンセンス系でありながらも妙に説得力のある(←私見)会話が中心で、いつものことながらこれが可笑しい。
そんな中、序盤にコンビーフの材料を「昔、陸に住んでいた「ウシ」というもの」などとする台詞があり、簡潔かつ的確に状況を観客に伝えるなぁ、と感心。
しかしそんな状況だったらカップ麺なんてとっくに賞味期限が切れているんじゃないのか?…いや、未来のことだから半永久的に品質が保てるようになっているに違いない。(爆)
で、終盤には大ダコとの戦い(「海底二万哩」かっっ!!!(笑))なんてスペクタクル(?)まであって、新境地か?みたいな…。
また、このタコの足がなかなかそれっぽく出来ていたし、女海賊のフック船長のようなカギ爪が回るなんてアイデアも愉快。(未来でも不便なカギ爪なのかい!なんてツッコミはヤボってモンで、ここは「海賊の首領の記号」ということで納得しておこう…)