実演鑑賞
満足度★★★★★
#石井由多加 #贈人
#ザンヨウコ #用松亮
#森田亘 #Q本かよ
#石黒麻衣(敬称略)
#橘花梨 さんのプロデュース企画ユニット『カリンカ』の第三回公演でしょうよ。
作りたい人と作りたいモノを作る姿勢が明確でイイでしょうよ。今回は特に強くそれを感じたでしょうよ。きっと劇団普通を観て『コレ演やりたい』『アレ言いたい』と強く思ったのだろうことが簡単に想像できるでしょうよ。
両親役の贈人さんとザンヨウコさんが想像以上でしょうよ。なに〜?わかってたの?そうなの?だから、そう言ってるでしょうよ。そうでしょうよ。母娘のコンビが最高でしょうよ。あ〜、知ってるの?そうなの?そうでしょうよ。その上、アレよアレ。用松亮さん。もう、アノ人が出てきただけで拍手しちゃうでしょうよ。もうアノ世界が一瞬で漂うでしょうよ。て言うか、もうアノ人が世界でしょうよ。視線を落として、口元をモゴモゴさせるだけで可笑しいしジワっと涙が溢れて来ちゃうでしょうよ。そうでしょうよ。
大事件は何も起きないけれど、日常のこと、自分に起こり得ることが静かに迫ってくる。現代日本の演劇の特徴的な流れとも言える気がする。じんわりと染みる。
攻めてるフライヤーとは違う色の作品。振り幅大きいけれど、このフライヤー大好きだし、作品も大好き。そういうコンセプトにも拍手。
観たらいいでしょうよ。
そうでしょうよ。