満足度★★★
評価に迷います
待ちに待った永井愛さんの新作上演、その上、御ひいきの役者さん、大沢健さんと馬木也さんの共演!逸る気持ちを抑えて三軒茶屋に向かいました。
一幕は、文句なく面白く拝見し、相変わらずのセットの配置や使い方の巧さにも唸りました。役者さんも、全員、素晴らしい!!
でも、2幕で、これは演劇作品としては、どうだろう?とだんだん疑問が湧いて来て、評価は、☆3か4で迷っています。
やはり、私としては、「歌わせたい男たち」のような、演劇作品としてのレベルの高さを期待していましたから…。
役者さんは、皆さん、本当に好演されていましたが、中でも、花王おさむさんの九ヶ谷の役作りは絶品でした。初めて拝見した、吉田ウーロン太さんもとても良い味を出されていました。馬木也さんは、いつ観ても素敵な役者さんで、間近の席で惚れ惚れしてしまいました。
あー、このキャストで、もっと永井愛さんの真骨頂舞台を拝見したかった!!
2010/04/22 22:22
2010/04/22 04:47
2010/04/20 22:56
2010/04/20 06:28
2010/04/17 21:37
2010/04/16 15:19
ご丁寧に、ありがとうございます。
私の父は、もう30年以上前に他界しましたから、当時は今ほど上演劇場も多くはありませんでしたが、それでも、新聞3紙、演劇雑誌3誌の劇評と、パンフレットの原稿等、常に、たくさんの執筆業を抱えて、月の内、2週間ぐらいは、朝から晩まで、椅子に座りっぱなしの状態でしたから、職業病とも言える、痔病に悩まされていました。
でも、映画の淀川さん同様、芝居を観るのが、3度の食事よりも楽しみな人でしたから、たぶん、どんな芝居にも楽しみをみつけ、あまり観劇自体には苦痛を感じたことはない様子でした。
劇評の担当が、苦手な新劇でなかったからかもしれませんが…。
幼い時は、家族の役得で、全ての商業演劇を招待券で、拝見できましたので、その時に、見る目が養われたのか、私自身は、あまり酷い演劇には出会わすに済んでいて、幸せに思います。
興味ある芝居が多岐に亘るので、観に行った先で、またお気に入りの役者さんや作家、演出家が増えるばかりで、最近、少しは自重しなければと、反省しつつありますが、でも、行ける内はどんどん行っちゃうと、結局は演劇熱はヒートアップするばかりです。(笑)