満足度★★★★
割り切らないあけすけさソワレを観ました。物語が進む中で、キャラクターそれぞれの持ち合わせているものがあけすけに観る側にやってくる。登場人物それぞれに個々の描き方を丸めないというか、観る側にきっちりと色づけさせない強さがあって、それが、結果的に舞台全体の広がりを大きくしていく。互いがそれぞれに触媒のような役割を果たして、キャラクターの枠の面白さに加えて内側にある想いやわだかまり小数点どおしの掛け算から浮かび上がるような端数のついた個性に時間を忘れて見入ってしまいました。
ネタバレBOX
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2010/04/08 15:57
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