満足度★★★★★
女はたくましい桐朋学園周辺の、スタンダードかつ独特に古風な感じの演劇スタイルを勝手に桐朋カラーと呼んでいるのだが、この芝居は個人的にはザ・桐朋カラーと言いたい。腰の据わった脚本と演技、時代の再現率の高さに身を任せ、最後まで安心して観劇することができる。大きな物語が機能していた最後の時代の仄かな希望感、女性のたくましさを感じさせる、いい出来の芝居なのではないだろうか。
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2010/04/03 01:55
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2010/04/07 22:06
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桐朋カラーですか。。よくわかりません。。スタンダードな新劇的という感じでしょうか?
今回は確かに新劇的な方向で作りました。作らざるを得ない作品でした。 と僕は思っています。
演出の水野も新劇出身です。確かなだめだしをします。それに中々答えられない部分も多々ありました。 もっともっと精進が必要です。
トラワンの舞台は、今回のようなスタンダードなものから、前作 シキヤミ まで幅広いジャンルを提案してゆく集団を目指しております。今後も差し支えなければ、トラワン 並びに 共演頂いたゲスト俳優陣を宜しくお願いいたします。