満足度★★★★
すべてが詩的で幻想的。
横浜の倉庫を改造した素敵な空間。何より広く天井が高い。その会場と音響と照明と本と役者と、全てが相乗効果をあげている。特に音響と照明が立体的なことに驚く。
観客は決まった席がなく、会場の好きなところに移動しながら見ることができる。まだまだ演劇は決まった座席で見るものという固定観念が強く、動きながら見る人は少なかったが、劇場の人からアドバイスをうけて、意識的に動いてみた。すると本当に空間の広がりを感じ、芝居が何倍も魅力的に思えた。役者が演じているエリアまで進んでいく勇気はなかったが、この芝居にはそれもありだろう。面白い試みだ。
2010/03/30 11:02
スケールの大きな素敵な作品でした。世界を目指して頑張ってください。